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zoom RSS 脱原発への道は遠のくばかり

<<   作成日時 : 2016/08/11 16:24   >>

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 過日、新電力のE株式会社の代理店をやっていると言う某・電話会社より電話があった。
 用件は、要するに旧電力から新電力のE株式会社に乗り換えないかとの誘いである。
 我が家で消費する電気を、原発に拘り続ける旧電力から、原発ゼロの新電力に切り替えたいと言う気持ちは従前より強くもっている。しかし、完全に原発ゼロの新電力は今のところ見当たらない。新電力各社の電源構成比率を見ると、少なくても数パーセントの『その他』と言う項目が必ずや入っている。この『その他』と言うのは、原発を後生大事に抱える東電等々の一般電気事業者の卸売市場から調達する電気のことであり、その中には当然、原発由来の電気も混じってしまうのである。
 私は、原発ゼロに拘り続けるので、電源構成に『原発』と『その他』と言う項目のない会社が現れることを待ちわびている。原発ゼロの電力会社を選ぶことは、脱原発への貴重な一票しかない意思表示である。私はその貴重な一票の行使を原発ゼロの会社に投票するため保留している。

 電話の向こうの相手に、「私は原発ゼロを目指す会社を選ぶために、新電力への切り替えはまだ保留している。」と丁重に断る。
 しかし、電話の向こうの相手は、「E社は原発はやっておりません。」と食い下がる。
 「原発はやっていなくても、電源構成の中に、『その他』があるだろう。その『その他』とあるのは一般電気事業者の卸売市場のことであり、その中にはどうしても原発由来の電気が入ってしまっている。」と丁寧に説明。すると相手は、「E社の場合、それは理論上0.1%しかありません。」となおも食い下がる。
 「たとえ、0.1%であろうが、0.000001%であろうが、ゼロでない限り、私にとっては同じことだ。私の脱原発への1票は、原発ゼロ宣言をする新電力が現れるまで保留する。」と宣言しても、敵は(そう、ここまで食い下がられると相手は最早敵である。)、「そう言って東電の電力を使い続けることは、結果的に原発を応援することになってませんか。それよりも原発の比率がより小さいE社を選ぶことが脱原発への第一歩ではありませんか。」と、敵は食い下がり続ける。
 「電源構成のうち原発の比率が限りなくゼロに近かろうが、ゼロでない限りは私にとっては同じこと。小さいからいいなんてそんな欺瞞に満ちた考え方は私にない。」といくら説明しても、敵は「そんな新電力はりませんよ。内がその他の比率は一番小さい!」と見当はずれな説明を加え諦めようとしない。
 「君に説明されなくても、そんなことは分かっている。だから今のところ保留しているのだ。そう言う会社が現れるのを待っているんだよ。」
 「そんな会社、現れません!」最後にはこんな捨て台詞を聞かされた。

 まあ、考え方によっては優秀な営業マンかもしれないが、見込み客の神経を逆なでしてでも営業成績をあげようとする営業マンは虫が好かない。
 「兎に角、私の心情を理解しようとしない君とこれ以上議論するつもりはない。電源構成が再生可能エネルギー100%が理想だが、それが無理なら石油でも天然ガスでも石炭でも構わん!原発ゼロ、その他ゼロになったらまた電話してきなさい。その時、私がまだ東電の電気を使用していたら、即、切り替えましょう。」と言って切電。
 実に空しい。
 脱力感に襲われ、未来への希望が持てない。
 こんな状態がいつまで続くのだろう。
 脱原発への道は遠のくばかりだ。
                                 (伊方原発3号機再稼働に寄せて・・・。)


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