「きょうの散歩(富士山須山口~幕岩上~三辻)」について

 各・富士登山口の閉鎖が解ければ、愈愈散歩の季節である。
 4月29日、太郎坊へ向かう。
 途中、自衛隊の東富士演習場を過ぎた辺りで、一頭の鹿が道路右側の林の中から飛び出てきて、私の直ぐ前を走っていた車両と接触した。
 鹿は一瞬よろけるも直ぐに体勢を立て直し、左側の林の中に飛び込んだ。私も車を止め鹿の飛び込んだ林に目を凝らすも鹿の姿は見えない。(・・・良かった、どうやら鹿は無事のようだ。)
 前の車両から、同年輩ほどのオッサンが降りて来て、やはり鹿の逃げ込んだ林を覗き込んでから、私の車の方を覗き込んだ。
 「危なかったね。」私が声をかけると、「いや~っ、急に飛び出してきたもんね、避けれないよね。」と笑いかけた。
 「鹿の方は無事のようですよ。」と言うと、「そうだね、居ないもんね。」と答えた。
 「じゃ、気をつけて」と私は声をかけて、停車していた前の車両の右側をすり抜け、追い越すように先を急いだ。その際、その車の前の部分を振り返ると、気の毒にボンネットがベッコリ凹んでいた。『おお~結構激しく当っているな。鹿は本当に大丈夫だっただろうか?』と思いながら通り過ぎた。

 実は去年は、太郎坊への進入路の閉鎖が解除されるずっと前の4月7日に「きょうの散歩(富士山須山口~幕岩上~三辻)」」(←クリック)を歩いたのだが、その時は薄っすらと雪が残っているに過ぎなかった。しかし、今年はそれよりも二十日以上もあとだというのに駐車場の直ぐ上にまで雪渓が残っていた。温暖化とは言え、今年は寒暖を繰り返しながら良く降ったからだろう。

画像

 雪が多いから粉塵を吸い取ってくれているのであろう。空気が清々しくって実に美味い!
 ワクワクしながら久しぶりの太郎坊と幕岩の間の森の中に入った。
 森はまだ冬の眠りから醒めていなかった。

画像

 まだ冬の眠りを続けるというよりは、まだ暁を覚えぬ春眠を貪る森の木々たちを横目に幕岩まで歩いた。
 幕岩の崖の上には、小さな氷河のように雪の塊が迫っていた。

画像

 幕岩を過ぎると、雪の積もったカラマツ林と続く。

画像

 積もった雪は優れた吸塵作用でスコリアの砂塵や空気中の汚れを吸い取り、表面は黒く煤けている。おかげで花粉症の私でも美味しい空気を鼻から思いっきり吸える。有難い。

画像

画像

 三辻の直ぐ手前まで歩いたが、雪は徐々に深くなり、ピクニックスタイルの私にはこれ以上は無理と判断し引き返した。
 この分では、普通に歩けるようになるには連休明けになるだろう。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

  • ウルフのスナフ

    空気が美味しくて最高ですね!
    澄んでいる様子が良く伝わって来ます。
    前の車とぶつかった鹿ですが、
    きっと人気の無い所まで行ってから、、、
    は~は~苦しい思いをしてジッとしていることでしょうね。
    風さんは本当にフットワークが軽くて驚きです♪
    これからは富士山が良いですね。
    私は忍野八海へ行きたいとおもっているのですが・・・
    まだ全然未定です。
    2008年05月01日 19:21
  • 忍野八海・・・いいところですね。丁度反対側くらいかな?近いですね。歩いても行けますね。以前、須走の森で迷って河口湖の近くまで歩いたことありますから。アハハ
    2008年05月01日 23:24
  • ウルフのスナフ

    風さん’(笑)それって、その話って・・・凄くないですか?
    いや~、凄いと思いますけど。
    場所的に把握してないので大きい事は言えませんが、
    これだけは言えます~、
    『富士山は思っているより広い=ぼやぼやしていたら』です。爆
    風さん、今笑ったでしょう?笑
    でも風さんは本当にフットワークが軽くて凄いですね。
    又、来ま~す。
    すぐ暗くなる。
    2008年05月02日 17:16
  • ウルフのスナフ

    すいませんです。
    ↑の『』内ですが・・・
    書き足りませんでした。(爆)
    「ぼやぼやしていたら」の続きが・・・「直ぐ、暗くなる」でした。
    ***実はつい先日、姉の車で気軽に出かけ・・・
    散々迷った挙句、目的地に着いたのが・・・
    思いもしない!夜になってしまったばか者の発想と
    笑ってやってください。
    2008年05月02日 17:24
  • 私も、ぼやぼやしていて道に迷いました。須走の場合迷った時には「下らずに上に行け。登山道にぶつかるから。」と良く言われてますが、実際迷った時にはそんな気力ありません。迷うことなく楽な方を選んで水のように低きに流れました。で、出たところが河口湖の近く。須走口の駐車場までのタクシー代、1万何がしか。ヘ(´o`)ヘ
    迷った時も泣きたかったけどタクシー代払う時も泣きたかったですね。(≧∇≦)
    タクシーの運ちゃんも、「そう言う有難い人よくいますよ。でも、良く歩きましたねえ~」と言ってました。
    でも、歩いた距離は大したことないですよ。須走の森じゃあ標高2000メートルないですから、垂直に下れば2キロも歩けば海面です。斜めにジグザグに歩いてもしれてますよ。ヘ(^0^)ヘ・・・ハハハ、ちょっと吹きすぎかな?
    2008年05月03日 17:52
  • ゆんぴょん

    すっかり春だと思っていましたが
    富士はまだ冬なんですね。
    2008年05月03日 17:56
  • アリーヌ

    風さん、こんにちは。

    >まだ暁を覚えぬ春眠を貪る森の木々たち
    素晴らしい表現ですね!
    見ることのできない風景を興味深く拝見しました。
    ありがとうございました。

    私は山焼きの写真でしたが・・・本物の火事の写真を
    見て驚きました。怖いです。
    2008年05月03日 17:59
  • >ゆんぴょんさん
    寒かったですよ。
    当然ですね、真夏でも涼しいところですから。ヽ (´ー`)┌
    気楽に軽装で行って、かじかんで引き返してきました。
    特に手が冷たくて・・・手袋持って行ったのに車の後部座席に忘れて・・・間抜けですね。(o^<^)o
    2008年05月03日 19:28
  • >アリーヌさん
    ありがとう。
    写真ではアリーヌさんにとても敵いませんから、言葉で勝負です。(笑
    2008年05月03日 19:31
  • sakura

    富士山は高い山だから季節はまだ「冬」?なんですね。
    みているだけでも本当に寒そうです。
    ところで1番最後の写真・・・あれは風さんの好きなあの山ですか?
    2008年05月04日 20:26
  • そうですよ。双子山、私の大好きな別名オッパイ山です。
    それまで霧に隠れていたんですが、引き返すことを決めたその瞬間姿を現しました。ヽ( ´ー)ノ
    2008年05月04日 20:50
  • アメリカ留学

    初めまして、アメリカ留学のブログを書いてる者です。今後の記事更新の参考にさせてもらいたいと思って見させてもらいましたけど、楽しませてもらいました(笑)次の記事更新を楽しみにしてます☆応援してますのでクリックしておきますw頑張って下さいね。
    2008年05月06日 20:10
  • アメリカ留学さん、どうもありがとうございます。
    あなたも頑張ってください。
    2008年05月07日 07:52