寒戻り春の遠のく震災忌 三寒四温は春の躊躇い

 寒戻り春の遠のく震災忌 三寒四温は春の躊躇い (2017年3月20日付・毎日新聞・毎日歌壇=伊藤一彦・選)

 あの日も寒い日だった。あの年と言った方がいいだろうか。雪が降り被災した人々をなおも苦しめ続けた。天を呪いたくなるほどの悲惨な自然界の事象。それに拍車をかける原発禍!天を呪ってはいけない。呪うべきは人間の業。強欲に憑りつかれ、罪のない人々をまきぞいにし強引に推し進める原発政策。あの日を、あの年を忘れてはならない。憶えていれば原発の再稼働なんてありえないはずだ。


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 【短歌】

   万策の尽きたる時は吾も行き共に座ろう翁長雄志と (2018年6月3日付・朝日新聞・朝日歌壇=永田和宏・選)

   美ら海を破壊してまで安保基地 国土守らず民も守らず

   軍備より不戦の誓いに抑止力守り抜きたし憲法九条

   沖縄に犠牲を強いて傘の下 恥ずかしきかな大和おのこよ

   ことあらば山河喪失十万年 それを望むか原発列島

   故郷(ふるさと)を離れて眠る兵士らよ英霊よりも野仏であれ (2016年8月14日付・東京新聞・東京歌壇=東直子・選)
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 【俳句】

   蟇(ひきがえる)制限時間いっぱいぞ (2019年6月6日・俳句ポスト365、兼題=蟇、「並」)

   空を撃ち返り討ちさる水鉄砲 (2019年5月24日・俳句ポスト365、兼題=水鉄砲、「人」)

   お食い初め誰が食うやら桜鯛 (2019年4月25日・俳句ポスト365、兼題=桜鯛、、「並」)

   陽だまりの巴里コレクションサイネリア (2019年4月11日・俳句ポスト365、兼題=サイネリア、「並」)

   散りてなお心揺らさん花筏

   西行のみたまも和もう花筵

   柏落葉襷をつなぎ地に伏せぬ (2019年3月28日・俳句ポスト365、兼題=柏落葉、「並」)

   ていれぎや舌鼓打つ子規思ふ (2019年3月14日・俳句ポスト365、兼題=ていれぎ、「並」進歩無し)

   菠薐草うそぶく大人の味がせり (2019年2月28日・俳句ポスト365、兼題=菠薐草、「並」)

   うらうらと座を立つ仏花となり (2019年2月14日・俳句ポスト365、兼題=うらうら、ハイ、春の七草でないオドリコソウ属の方のホトケノザを詠んでみましが、残念ながら評価はまたまた「並」トホホ)

   寒鮃上目遣いで美食せり (2019年1月31日・俳句ポスト365、兼題=鮃、またまた「並」、o( _ _ )o ショボーン)

   沼津では絵本に棲みし雪兎 (2019年1月17日・俳句ポスト365、兼題=雪兎、「並」)

   雪かきも雪下ろしも知らぬ吾が故郷

   主婦の敵炬燵ミカンと重い腰

   初詣神に願えぬ思い秘め・・・いやいや自分のことではありませんぞ。そんな光景を、いかにもそれらしきカップルを目にしたと言うこと。

   赤ちょうちん背にした千鳥闇に消ゆ

   足跡を残しサクサク霜柱

   餅つきやセピア色めきまなうらに

   清貧に甘んじて生き枇杷の花 (2018年12月20日・俳句ポスト365、兼題=枇杷の花、「並」)

   歳重ね重ね着は増し気は萎み (2018年12月6日・俳句ポスト365、兼題=重ね着、「並」)

   最愛の炬燵は妻に追われけり (2018年11月22日・俳句ポスト365、兼題=炬燵「並」)

   胡桃二個氷の融ける音静か (2018年11月8日・俳句ポスト365、兼題=胡桃、「並」)

   色鳥は残像残し飛び去りぬ (2018年10月26日・俳句ポスト365、兼題=色鳥、「並」)

   垂乳根の無花果をもぎ母憶ふ (2018年10月11日・俳句ポスト365、兼題=無花果、「並」)

   巨星墜つ美ら海見守る無月かな (2018年9月27日・俳句ポスト365、兼題=無月、「並」)

   巨星墜つ美ら海照らす無月かな

   兼題は縁もなき稗風立ちぬ (2018年9月13日・俳句ポスト365、兼題=稗、「並」)

   あと何年余命数えて鰯雲 (2018年8月30日・俳句ポスト365、兼題=鰯雲、「人」)

   聞き分けよ踊ってもよい笛の音を (2018年8月16日・俳句ポスト365、兼題=踊、「並」)

   夏草やつわもの阻み 位牌岳 (2018年8月2日・俳句ポスト365、兼題=夏草、「並」)

   海の日と聞きなんとなく若返り (2018年7月19日・俳句ポスト365、兼題=海の日、「人」やっとこさ一歩前進かな?)

   政界に赤潮の湧く ならい吹け (2018年7月2日・俳句ポスト365、兼題=赤潮、「よしあきくん一期一会の一句」第六位)

   政官に赤潮の湧く ならい吹け

   虹の橋たもとで奴が待っている  (2018年6月21日・俳句ポスト365、兼題=虹、プ~「並」)

   老鶯や何処の藪におわすやら (2018年6月7日・俳句ポスト365、兼題=老鶯、またまたまたまた「並」!泣けてくるね。笑)

   好かずとも一度は食す初鰹 (2018年5月24日・俳句ポスト365、兼題=初鰹、「並」)

   好かんでも一度は食す初鰹

   日輪の地に零れたる金盞花 (2018年4月26日・俳句ポスト365、兼題=金盞花、才能無しの「並」(´ω`)ショボーン)
   パンジーのおしくらまんじゅういと温し (2018年4月12日・俳句ポスト365、兼題=三色菫、またまた「並」、ちっとも上達しないな。やはり才能無し!トホホ・・・)

   春潮につられし風に舞うカイト (2018年3月29日・俳句ポスト365、兼題=春潮、「並」)

   薇を採りに行くぞと螺子を巻き (2018年3月15日・俳句ポスト365、兼題=薇、「並」)

   しゃぼん玉こわれ急ぎし友偲び (2018年3月1日・俳句ポスト365、「並」)

   あおさ汁 椀に潜みしモビーディック (2018年1月・俳句ポスト365、兼題=石蓴、「門前払い」)

   探梅と言えど山野に梅は無し (2017年12月・俳句ポスト365、兼題=探梅、「並」)

   軍備より外交力の抑止力 (2016年8月20日付・中日新聞静岡版・平和の俳句)

   燻りを戦火となすな春驟雨 (2016年6月4日付・中日新聞静岡版・平和の俳句)

   故郷(くに)追われ山河喪失原発禍 (2016年5月7日付・中日新聞静岡版・平和の俳句)

   「芝あやめ」と改名したし「庭石菖」  (2008年6月12日)

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