伊豆山稜線歩道を歩く・その1

 踊り子ラインばかりが伊豆ではない。伊豆はもっと奥が深く、他にもいいところはいっぱいあるはず。  伊豆再発見を心がけ、最初に思いついたのが伊豆山稜線歩道であった。よ~し!こいつをやっつけよう。(笑)  伊豆山稜線歩道・・・ご存じだろうか?・・・天城峠と修善寺・虹の郷を起終点とし、古峠~二本杉峠~滑沢峠~三蓋峠(みかさとうげ)~つげ峠~猫越峠(ねっことうげ)~猫越岳~後藤山~大倉山~仁科峠~風早峠~宇久須峠~土肥峠~南無妙峠~棚場山~船原峠~伽藍山~達磨山~戸田峠~だるま山高原レストハウスを経由して修善寺・虹の郷までを辿る稜線歩きのコースである。  一気にやると1泊2日か2泊3日はかかるだろう。テントの寝泊りも遠慮したいので、何回かに分けてやることにした。先ずは、富士山の眺めの一番良さそうな部分を切り取り、船原峠と伽藍山の間に土肥駐車場と言うのがあるので、そこからだるま山高原レストハウスまで歩くことにした。  伊豆山稜線は木が殆ど無く、一面が笹原である。故に眺望はきく。富士山を眺めるにはもってこいのポイントだ。  2014年3月21日午前10時、仲間とだるま山高原レストハウスにて落ち合い、そこに車を1台置き、別の車両で土肥駐車場へ。  10:20土肥駐車場出発。  土肥駐車場~だるま山レストハウスまで、途中、金冠山を経由して、ランチタイムを除いて3時間強の行程であった。  果たして、晴れ男の面目躍如!美しい富士山を堪能した。  次は新緑が萌える頃、天城峠~仁科峠を歩…

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ランドセル俳人の五・七・五

     ブーメラン返らず蝶となりにけり      捨てられし菜のはな瓶でよみがえり      穴の主七年眠り夏の空      携帯の音かき消して蝉しぐれ      かき氷含めば青き海となる  「ランドセル俳人の五・七・五」 と言う句集の中から、私の好みでいくつか選んでみたが、詠み人は全て、小学生の俳人、小林凜君である。  いつだったか、テレビで紹介されていたので、購入してみたのだが、読んでみて驚いた。  素晴らしい!  俳句のことは良く分からないが、どの句も小学生とはとても思えない完成された俳句と言ってもよいのではなかろうか。感性の素晴らしさに驚かされる。  この本は、凄惨ないじめに遭い不登校と言うよりむしろ登校拒否をし、絶望的な状況に置かれた少年が、俳句を詠むことにより人生の「幸」をかみしめることができるようになった事実を綴った書と言えるのではなかろうか。  学校に行って、もし、傷付くだけであるなら、不登校になる前に自ら登校拒否すべきだと証明しているような書でもある。確かにその通りだと思う。  あまりにも稚拙な教員の多い我が国の教育現場で、同じような境遇にある子供たちは少なくないだろう。この書は、そう言う子供たちと保護者にとって必ずや勇気を与えてくれる書ともいえると思う。  是非にお奨めの一冊である。多くの人に、この本を手に取ってもらい、生きていることの「幸」を噛みしめて欲しい。 「風」にご用の方はここをクリッ…

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脱・原発への道は遠く険しい

 きょう3月9日(日)は、3・11のメモリアル行事である「さよなら原発 in 沼津集会」に参加してきた。  参加者は一昨年、昨年に続き、今年も5~60人程度。  20万都市で、この数は淋しい。 http://kazenokinomamaniki.at.webry.info/201203/article_3.html ←これは一昨年の記事であるが、これにも同様のことが書いてある。  集会に参加してどうなると言うものでもないが、電力事業者と国にしろ地方にしろ行政機関に対し、意思表示をしておくことは必要なことだ。そして大事なことだと思う。しかも沼津の集会の会場は、奇しくも東電沼津支店のまん前。原発ゼロの意思表示をするには恰好の場所だ!なのに何故集まらない???  まさか、20万人の内、原発に反対している者は5~60人しかいないとは思わないが、原発推進側にしてみれば恰好の攻撃材料だ。「沼津には、原発に反対している不穏分子は50人しかおらんぞ!」したり顔で再稼働に拍車をかけるだろう。  だが、実際そうかもしれない。沼津は昔からそう言うところだ。ここは今でも連合が強い。  チェルノブイリ原発事故の翌年・昭和62年2月、我々は、72,911筆の賛同署名を添えて、沼津市議会に対し「非核平和沼津宣言」を採択するよう求めた。その時、それに待ったを掛けたのは、連合の前身である同盟を支持母体とする時の市長・渡辺朗氏であった。彼は「非核平和都市宣言」を「核兵器廃絶平和都市宣言」にすり替え、しかも市民の誓願…

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脱原発を願って

 この惑星の住人は実に不思議だ・・・あ、いや、元い!惑星ではなかった。国だった。この国の住民たちは実に不思議だ。  平和や自然保護を口にすると、「アイツは左翼だ!」と決め付けられる。私もさほど熱心ではないが若い頃から、平和の尊さ、自然の大切さを口にしているので、「アイツはアカだ!」とまで言う輩もおる。(笑)  ところがどっこい。ワシは筋金入りの右翼だ!中学から高校1年生までは不動の右ウィング・・・つまり右翼だった。今のサッカーではウィングと表現されるポジションはないが、昔はウィングと言うフォワードのポジションがあったのだ。高校2年生からは、私の性格が攻撃的でない。控えめすぎる。優しすぎると言うことで、後ろに下がったが、やはり右ウィングバックだった。つまり右翼一筋だ!(笑)もっとも、身体があまり頑丈ではなかったのでベンチをあたためる事も多かったが・・・。(笑  自然保護運動や平和運動に右も左もない!  この時期になると3.11を記念した脱原発に関する催しが地方でも行われないかと必死で調べるのだが、新聞にも載らないし、ネット検索してもなかなかヒットしない。もう忘れ去られてしまったのかと諦めかけた時、漸くヒットした。 http://neverhamaokanp.blog.fc2.com/blog-entry-50.html  今年も沼津でも行われるようだ。  さよなら原発 in 沼津集会  ■ 日時 3月9日(日) 13時30分開会 その後パレード出発  ■ 場所 中央…

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abita(アビタ)

 ドイツ在住の日本人学生の作品だそうな。  国際的な評価を受けながら、日本では賛否両論・・・と言うか、マスコミは一切無視。  私は当然のことながら評価する。        福島の少女の夢は、トンボのように故郷の山河を自由に飛び回ることだったのでしょう。しかし、無慈悲な放射能は少女から翼をむしりとり、二度と飛び回ることを許さない。トンボの羽音はいつしかガイガーカウンターの鳴動にかわってしまい、福島の子供たちの夢を打ち砕いてしまった。  なんともやるせないアニメで、胸が締め付けられる。  国破れて山河あり・・・かつては、たとえ戦に敗れて国が滅んだとしても、故郷の山や川等の自然は元の懐かしい姿のまま存在している・・・と慰められたものだが、放射能は、人々が故郷に戻ることを許さず、人々の心のよりどころであった故郷の山河を眺めることさえ許さない。  一部の強欲な人間がもたらした放射能と言う邪悪な存在は、残酷にも、今なお、いや未来永劫にわたって福島の人々を苦しめることになるだろう。一歩間違えば日本全体がそうなっていただろう。その危機は今なお解消されていない。福島は日本の縮図であり、日本全体が明日は我が身なのである。

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紅葉の高尾山ハイク

 山好きの高校時の同窓生相集い、遠足気分の高尾山へ紅葉狩りに出掛けた。(笑)  同窓とはいいものだ。集まれば、即、童心に戻れる。  また、高尾山と言う山がそんな気分を更に高じさせてくれる。雰囲気は遠足兼銀ブラと言ったところ。  いつもの山行と違い遠足気分だから、歩くことにも不真面目。(笑)  年が年だからリフトに乗ろうぜと、相談することもなく、みな当然のようにその流れ。        さあて、リフトを降りたら・・・仕方ない!歩くとしよう。  途中から高尾山銀座の1号路に別れを告げ、4号路へ入る。銀ブラ気分を払拭し、裏道で山の気分を味わいながら、高尾山山頂~奥高尾山~小仏峠~相模湖を目指す。  本通りを外れると流石にいいね。山に入った気分が味わえる。           高尾山山頂からの眺め。写真中央の遥か彼方に富士山が薄っすらと望めた。

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地球温暖化の原因って、異常気象の原因って本当は何なの?

 最近の過去に例を見ない破壊力を持った台風の発生等々、異常気象の原因は、地球温暖化にあると報道されている。そして、その温暖化の原因は炭酸ガスを初めとする温室効果ガス等々の排出にあるとも報道されている。  温室効果ガスの影響は、多分あるだろうと推測できる。しかし、それだけであろうか?  これまでの100年で地球の平均気温は0.74℃上がったと言われている。また、これからの100年で、1.1℃から6.4℃上がるだろうとの予測もある。1.1℃から6.4℃とは随分と幅がありすぎて、これが科学かい?と思いたくもなるが、他にも、これで科学的な分析といえるのかい?と思いたくなる節もある。  台風の発生は海水温の上昇に原因があると良く報道されている。  私は専門家ではないし、ましてやアカデミックな教育は受けていないので、どなたか分かる人に教えて貰いたいのだが、熱と言うものは上に上がる性質があると、確か小学校か中学校かで習った記憶がある。この100年で海水の上にある地球の大気の温度が、0.74℃上がった。地球の大気が海の底に・・・底とまでは言わなくても海面から1mでも下にあったら、海表面の温度を少し上げる効果はあるだろうなと、教養のない私でも推測はつく。しかし、海表面の上にあるヒーターが0.74℃上がって、どれ程海表面を温めることができるであろうか?  むしろ、オゾン層の破壊により、海面に降り注ぐ日光が強烈になって海水温が上がったと言ってくれた方が説得力があるが、それも海面温度の上昇にどれくらい寄与し…

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原発はまた、必ず爆発する!

 現役官僚が明かす霞ヶ関と原発マネーの関係、そしてそれに操られる政治家どものありようをリアルに描いた「原発ホワイトアウト」を読んでみた。  一口に評するならば、国民全員に是非、読んでもらいたい一冊である。  日本の政治家と官僚と金の関係とは、前々からおおよそこんなものだろうと思っていたことが、裏付けられたというか(作品があくまでも、小説と言うことだから)、それによって裏付けられるという表現がおかしかったら、確信を深めたと言い直そうか?驚くほどリアリティに富んだ表現で実に分かりやすく書かれている。さすがは一般人と違うエリート中のエリート・霞ヶ関の現役官僚の著した書である。  「本来、官僚は国益の実現のため働き、マスコミ記者は社会正義の実現のために働く。こうした大義を背負う尊い職業であるにもかかわらず、現実には、自らの省益や社の利権、挙句の果てには、上司の私服を肥やす手助けや、幹部の快楽のために、国益や社会正義がなおざりにされる。」と文中にあるが、将に、現実はその通りである。  兼ねてより私は、広島、長崎、第五福竜丸、東海村臨界事故、そして福島第一と、これでもかこれでもかと核の脅威に晒されてきた世界でも類を見ない特異な国・日本が、その悪魔の申し子とも言うべき核と決別できないことが不思議でならなかった。そ言う意味では、日本と言う国自体が、そして日本人自体が、懲りるということを知らない特異な国、そして特異な民族と言えるであろう。そのことが不思議でならなかった。しかし、その疑問が、こ…

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今宵の月

 2013年10月19日、月齢14・・・ほぼ満月。真ん丸なお月さんは月並みだが、雲の動きがドラスティックだったので、ついカメラを向けた。            やっぱり雲は動いたほうがいいな。(笑           

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再びの瑞牆山行

 日本百名山の作者・深田久弥はこの山のことを「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているような」と表現したそうだが、けだし名表現である。  荒々しい岩や巨岩があちこちに顔を出し、なかなか男前の山。私はすっかり惚れ込み、2013年10月12日、再びの瑞牆山行となった。  前回は瑞牆山荘から登ったので、今回はみずがき山自然公園からのルートを選んだ。   はるかに富士山が見える・・・予報を覆す天候に恵まれた。(笑

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コスモス

 借景は富士。  贅を尽くしたバックに負けることなく、この時期、コスモスの花が美しい。

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プーチン

 「米介入なら紛争拡大」 プーチン氏異例 米紙に寄稿  ちょっと古い話になるが、ロシアのプーチン大統領が米紙ニューヨークタイムズに寄稿し、シリアのアサド政権の化学兵器使用疑惑に関し、米国がシリアへの軍事攻撃に踏み切れば「無実の人々の犠牲をさらに増やし、シリア国境を超える紛争が拡大する恐れがある」と警告したそうだ。  プーチンは現在の国際法の下では、武力行使は自衛目的か国連安保理の決定によってのみ認められると指摘。「軍事力は無意味で的外れであることは証明されている。アフガニスタンは依然政情不安定であり、リビアでは部族対立が続き、イラクでは内戦で毎日数十人が殺されてる。米国はこの過ちを繰り返すのか」と。  オバマ米大統領が10日の米国民向けの演説で、武力行使に踏み切るべき理由として「米国は他の国とは異なる」からだと述べたことに反論。「動機が何であれ、国民に自分たちは『他の国とは違う』と考えるよう訴えるのは非常に危険だ」と釘を刺した。  「どんなに精度の高い攻撃でも、高齢者や子どもを含む民間人の死傷者が出るのは避けられない。われわれは軍事力という会話をやめ、文明的な外交と政治的解決の道に戻らなければならない」  素晴らしい発言である。なにやらプチーンが優れた指導者に見えてくる。腹の中は分からぬが言っていることは何処の国の指導者よりも立派でありまともだ。実際ロシアにとっては優れた指導者なのであろう。だからと言って、彼の人間性まで認めた訳ではない。あくまでも政治と言うゲームの上…

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瑞牆山

 深田久弥が、「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているような」と表現した瑞牆山に登った。  流石の表現である。まさしく奇岩ニョキニョキミニョキニョキ・・・。  頂上に立つと、岩山独特の充足感と言うか達成感が味わえた。  山容、頂上からの眺望、ともに素晴らしい!

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現実逃避型民族

 この惑星の住人は実に不思議だ・・・あ、いや、元い!惑星ではなかった。国だった。  この国の住民たちは実に不思議だ。  最近気付いたのだが、この国には、議論と喧嘩の区別がないようだ。つまり、議論=喧嘩・・・だから、当然、議論はいけないこととなる。議論はいけないことであるから、人前で自分の意見を堂々と述べることは礼節をわきまえない行為として、とても忌み嫌われることになる。  私のような宇宙人には到底理解できないことだが、呑み会に呼ばれ席に着くと「オイ!宇宙人、今日は政治と原発の話は無しな。」とあらかじめ釘を刺される。  一般家庭でも、兄弟で何かの議論をしていると、「兄弟で言い争いはやめなさい!」と親が叱る。だから、この国の人たちは子供の頃から、議論はいけないことと徹底的に叩き込まれ、大人になっても議論は許されないこと思い込んでおり、そう言うことは政治家だけがやることで一般人がやることではないと思っているらしい。しかし、宇宙人の私から見ると、この国の政治家がやっていることは、およそ議論になっていない。(笑  しかし、この国の人々は、人前でモノが言えないということは、もしかしたら恥ずかしいことではないかと、薄々気付いているような節もある。だから、人前でモノを言わぬことを正当化することにも怠り無い。それにより重宝がられて使われる言葉が「賢者は黙して語らず」である。海の向こうでも「音なし川は水深し」と言う似たような表現がある。  お喋りは女のすること。立派な男はぺらぺら喋らぬもの…

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尾瀬・三条ノ滝散策

 尾瀬ヶ原における晴天の前兆である朝靄が消え、湿原が目の前に広がる。  朝露に濡れた草花を尻目に三条ノ滝を目指す。    チョウジギク  イワショウブ  トモエシオガマ  ネジバナ  平滑ノ滝  ホツツジ  カメバヒキオコシ  三条ノ滝  ゴゼンタチバナ  再び尾瀬ヶ原に戻る。  アカバナゲンノショウコ  サワギキョウ  ミヤマシシウド  オオカメノキ  ゲンノショウコ  キンミズヒキ  オゼコウホネ  ヒツジグサ  ナツトウダイ  尾瀬では、ヒツジグサの可愛さは格別である。尾瀬のアイドルと言ったところ。  ワレモコウ  ソバナ  タケシマラン  燧ケ岳・・・来年はあの山に登るぞ!

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地上の楽園・尾瀬アヤメ平を行く

 嘗て、「地上の楽園」と讃えられた「尾瀬・アヤメ平」  NHKで放送された唱歌・夏の思い出(夏が来れば思い出す~遥かな尾瀬、野の小道・・・)がきっかとなり、当時の若者たちが押し寄せ、彼らの踊るフォークダンスで楽園は踏みにじられ、自然破壊の象徴と言われるまでに荒廃を極めたらしい。  百年かけて復活を計ると誓った人たちのおかげで、大分回復したと言う噂を聞き、2013年8月17日に尋ねてみた。  昔の名にふさわしい爽快な場所であった。将に地上の楽園復活だ!  ところで気になることが一つできた。この日の早朝、鳩待峠に着いた。8月の土曜日と言うのに閑散としている。こんなに空いている尾瀬を見るのは初めてだ。  「みんな富士山に行っちゃったんだろう。」と誰かが冗談を言った。・・・いや、冗談ではない。また、マスコミに煽られて、富士山にどっと人が押し寄せているのだろうか?  アヤメ平の荒廃も、マスコミに煽られた人たちがどっと押し寄せたことが原因だった。  今、世界文化遺産とやらで、やたらとマスコミが煽る。静岡県と山梨県の関係者たちは経済効果のことしか考えておらず、富士山の環境保全のことなど考えては居ない。富士山の行く末が心配だ。何年後かに、日本の環境破壊の象徴と称せられることになりはしないか?  鳩待峠から、鬱蒼とした森の中を歩いて、横田代を目指す。  森の中では、様々な妖精たちが迎えてくれた。  ギンリョウソウ  鬼太郎の親父、二匹見っけ!(笑  ハリブキ …

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天国に一番近いお花畑・木曽駒ヶ岳千畳敷カールを歩く

 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった・・・あ、いや、ゴンドラを降りると、即、アルピニスト気分・・・そんな感じの千畳敷カールを歩いた。  我々を載せたゴンドラは、駒ケ岳ロープウェイ・しらび平駅から標高差約1000メートルを一気に駆け上がり、千畳敷カールに運んでくれた。これは素晴らしい。何の苦もなく標高2600メートルの天空のお花畑にたどり着けるとは、感激もひとしおである。  切り立った岩山を壁紙にして高山植物の咲き乱れる広大な花園は筆舌に尽くしがたい見事さがあった。  私の拙い言葉では表現できないので、これまた拙い写真で感動を伝えたい。(笑  キバナノコマノツメ  クロユリ  ナナカマド  コバイケイソウの群落  カラマツソウ  シナノキンバイ  アオノツガザクラ  ハクサンイチゲ  コイワカガミ  ヨツバシオガマ  イワツメクサ  チシマギキョウ  タカネツメクサ  チングルマ

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福一はいまでも進行中

 チェルノブイリも福一もまだ現在進行形だ。  原子爆弾は爆発直後が最悪の時であるが、メルトスルーした核燃料が何処にあるか?どうなっているかさえ皆目見当もつかない福一は最悪の時を過ぎたのかどうかさえ分からない。落ちた核燃料次第ではまだまだ状況は悪くなるかもしれない。こんな状況が延々と続くのだ。ある意味、核兵器より怖い原発。あなたはこの存在を許すのですか?経済発展と言うさもしい目的のため、日本の未来を捨てるのですか?子供たちの未来を我々世代が奪っていいのですか?  脱原発を達成して日本の未来を取り戻すか、それとも原発とともに心中の道を選びますか?  この参院選がヤマです。みんなで脱原発を誓い、日本の未来を取り戻しましょう。  原発推進派によって剥ぎ取られた日本の未来、強欲主義者によって奪い去られた日本の自由と平等、今こそ取り戻そう、日本を。 http://www.youtube.com/watch?v=qskr83JSy_g

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「海賊と呼ばれた男」と「永遠のゼロ」とアベノミクス

 アベノミクスの原動力となったとの触れ込みの読み物「海賊と呼ばれた男」を読んでみた。なるほど・・・今をトキメク本屋大賞受賞作家だけあって見事な描写だ。ジャンルは「劇画風立身出世読み物」とでも言おうか?読者のお涙を頂戴しながら書き進められており、蟹工船のような現場を持った会社の社長を巧みに美化し、経営者たるものこうあるべきと読者を洗脳するに充分な出来栄えである。お見事!これならばシンプルな脳味噌を持った読者をして、涙を流して感動させ、アホノミクスに突っ走らせるであろう。経営とは社員の安全や健康に無駄な金をかけることなくいかにこき使うかだと。  小林多喜二は蟹工船を著したが、それは、当時の労働者のおかれた悲惨な状況を描き出し、搾取される労働者の悲哀を世に訴え、その是正を試みるものであった。対する「海賊と呼ばれた男」は同じ労働者の過酷な現場を巧みに描きながらも、人情味豊かな経営者像を装って社員の目を欺き社員を従順に仕立て上げ、経営者とはこうあるべきだと言わんばかりの読み物である。  なるほど(特に石油タンクの底さらいの場面では)、これならば使用人をとことんこき使い、できうる限り搾り取ってやろうと、格差拡大を試みる強欲主義者にとっては聖書のような存在である。アベノミクスの原動力とは言いえて妙だ。  ノンフィクションとの触れ込みであるが、そうではないと信ずる。モデルとなった出光佐三氏の人間像がかなりゆがめられてて書かれていると思っている。百田にモデルとして取り上げられたことが、出光佐三氏には寧ろお気の…

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「ねじれ」とは何ぞや!?

 「ねじれ、ねじれ」と、馬鹿の一つ覚えのような報道が実にウザい。  衆院と参院における勢力の逆転現象を言うらしいが、そんなの、二院制なら当たり前のことで、ねじれでもなんでもない。むしろ、衆参両院で勢力の逆転があるからこそ二院制の意味があると言うものだ。  両院で与党が多数を占め、衆院で可決したことを「ホイホイ」と参院でも追認していては二院制の意味は全くない。  そもそも、二院制とは、片方が誤った決議をしたとき、もう片方でそれを見直すことを促すためにある。或いは、国民が片方の選挙に於いて誤った選択をしてしまったとき、その院の暴走を食い止めるためにあるのだ。故に都合によっては、大袈裟だが、「良識の府」とも言われることもあるのである。  これを「ねじれ」とか「決められない国会」とか称し、あたかも罪悪のように印象付ける報道は、来たるべき参院選に於いて与党に投票するよう有権者の意識を誘導するためのものに他ならないのだが、マスメディアの誘導に乗せられやすい日本人の国民性、実に心配だ。  もし参院で勢力の逆転がなかったら、この国は自滅に向かって突き進むことは火を見るより明らか。それを何とか踏みとどまらせているのが今の参院であろう。  元々、民主主義とは手間も隙も金もかかるものだ。それを「決められない国会」と決め付けるは独裁を待ち望んでいることに等しい。  今、将に熱い夏を迎えようとしている。参院選の結果次第で、第二次世界大戦前夜のような状況を生み出すことにもなるだろう。手間も暇も金もかけて民主主義…

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メディアの品格

 メディアの品格・・・そんなものあるか!と言われ兼ねない。そうかもしれない。が、言葉を選ぶ感性を持たぬマスメディアに、敢えて一言申し上げたい。  感性乏しきジャーナリストたちは、何でもかんでも体罰、体罰と報道しているが、罰と言うからには、その対象が何か悪いことをして、それを懲らしめるためのものと思われる。しかし、試合に負けることが罪であろうか?プレイでミスを犯すことは人間である以上、当たり前にあることで、どうして罰せられねばならないのだろう?選手や生徒のためと言うよりも、むしろ自分のため暴行を加えている場合が多い。実際に私は「俺の面子をつぶしやがって」と言って負け試合の後、生徒に暴行を繰り返した教師を知っている。こう言う教師やコーチに共通している点は、いい訳が巧く自己を正当化する術に長けている点である。腕っ節も達者だが口も負けずに達者だ。と言うことは、自分の振るった暴力が、いつか批判されることをあらかじめ予想し理論武装も怠りないと考えられる。そうまでして、そして、そこまで知った上で暴力を繰り返すということは、暴力も麻薬同様、中毒になり、暴力依存になり、暴力を振るう快感を忘れられず繰り返してしまうのだろう。  そして暴行と言う行為は感染する。生徒や選手に暴行を加える教師やコーチたちは、彼ら自身もかつてそう言う目に遭わされているケースが多い。  以前、私が直接対峙した暴力教師は、「お前はどうして子供たちに暴力を振るうのだ」との私の問いかけに対し、「子供たちは納得している」と答えた。「馬鹿なこ…

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蝋梅

     芳しき蝋梅の新しき年  蝋梅の寿ぐ香りの中で新年を迎え、馥郁たる香りに包まれ幸せな気分を感じている。  新たな原発事故が起きずに、きょうと言う日を迎えられて良かった。  あの日以来、このように日々を迎えている。  これからも、こう言う新しい一日の迎え方の繰り返しとなるであろう。  「ああ~、新たな原発事故が起きずに、きょうを迎えられて本当に良かった。」  誰もが・・・。  たとえそのことを、各人が意識しなくとも・・・。  しかし、福一の事故の収束はいつになるか見当すら付かない。果たして収束できるのか?何もできずに終息と言うこともある。我々庶民にはどうすることもできない大それたことを、日本人は犯してしまった。できることは、福一の地下に眠る核燃料がこのまま静かにしていてくれることは祈るだけだ。福一の敷地内に大量に保管された使用済み核燃料に何事もないことを祈るだけだ。  こんなとんでもないことを仕出かしてしまった我々は、次世代の人たちのためにひたすら祈り、心から詫び、一日も早く、原発ゼロの社会を築かなければならない。それが使命であり責任であり、次世代へのお詫びの仕方であろう。  う~ん、どれも、別嬪さんに撮れた!妖精の魔法のランプのような花たちも歓んでいるだろう。(笑  数年前、友人から貰い受けた3本の蝋梅の苗木が、今では一階の屋根を超えるまでに成長し可愛い花をつけるようになった。 …

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秋深まる芦ノ湖畔を歩く

 深良用水  箱根の芦ノ湖の水を駿河国(静岡県)駿東郡に引水した灌漑用水。はじめ箱根掘貫、後に深良(ふから)用水と呼ぶ。江戸町人友野与右衛門らが駿東郡深良村名主・大庭源之丞とともに湖水を利用した新田開発を企て、1666年(寛文6)小田原藩と幕府の沼津代官所に出願し、70年に完成した。    アケボノソウ    アケボノソウ

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秋の日の長安寺散策

   秋の日のヴィオロンの    ためいきの身にしめて    ひたぶるにうら悲し    鐘のおとに胸ふたぎ    色かへて涙ぐむ    過ぎし日のおもひでや    げにわれはうらぶれて    こゝかしこさだめなく    とび散らふ落葉かな       ヴェルレーヌ(上田敏『海潮音』より)  はるか昔、まだ少年だった頃、憶えた詩を、ふと口ずさむほどの心地よさ。  帰りを急いでいようと、どうしても散策したくなる雰囲気を・・・そんな境内を備えた箱根仙石原・長安寺。  秋の日に誘われて、そぞろ歩いた。  真っ直ぐに伸びた針葉樹の幹と幹の間に垣間見られる広葉樹の紅葉は、私にとって異空間の出来事のようによそよそしく見えなくもない。もしかしたら私に係わりのない世界の季節の移ろいを傍観しているだけかもしれない。それは格子窓の格子を通して眺める外の景色なのかもしれない。

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晩秋の金時山散策

 過ぎ行こうとしている秋を惜しみつつ金時山を歩いた。    ツルリンドウ    リュウノウギク      晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 もとの姿は 変らざりけり   (山岡鉄舟)  山頂には、今にも零れ落ちんばかりの大勢の老若男女が、富士が姿を現す瞬間を今か今かと待ち構えている。(笑)   それはまるで山の向こうになにかいいものが隠れているようにも見える。  ふと、昔覚えた詩が口をついて出てくる。      山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいう。       ああ、われ人ととめゆきて、涙さしぐみかえりきぬ。      山のあなたになお遠く幸い住むとひとの言う。     (カール・ブッセ、上田敏訳)  我々はもう待ちきれない。  さて、下りるとしよう。

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浜岡原発の再稼働の是非を問う住民投票条例案について

 9月29日付け・風の記のままに気」ブログ記事・「住民投票と国民投票について」の続きであるが・・・。  9月26日付け・中日新聞の報道によると、県議会最大会派の自民改革会議は二十五日、条例案の修正案を作らないことを決めた。市民団体が作った条例案は不備があり、否決される見通し。住民投票実施に前向きな川勝平太知事は議会に条例案の修正を要請しており、第二会派の民主党・ふじのくに県議団が修正案を作るかが焦点となる。  県議会の過半数を占める自民改革会議の杉山盛雄幹事長は、修正案を作るには署名した約十六万五千人への説明が必要だと指摘。全ての同意を得るのは困難で「会派として修正案を作る考えはない」と話した。  一方、9月28日付・中日新聞には、民主も修正案作らずと言う見出しが躍っていた。その理由としては、「修正案も検討したが、原案と乖離(かいり)してしまう」と紹介されている。  これにより、条例案成立は極めて困難な情勢になった。  それにしても、自民会派の修正案を作らない理由の「署名した約十六万五千人への説明が必要だ。全ての同意を得るのは困難」と言うのは驚くべき詭弁。署名した人たちはそんなことは求めていないことは誰の眼にも明らか。呆れた詭弁と言わざるを得ない。  署名した人たちの気持ちは、「浜岡原発の再稼動是非の県民一人ひとりの意思表示を県民投票と言う形で発信できればそれで良いと言う極めてシンプルなものであることは、誰の目にも明白である。修正案の内容にはさほど拘りは無いはずだ。 …

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住民投票と国民投票について

 住民投票や国民投票については、「議会制民主主義を否定するもの」とする考え方と「住民或いは国民の当然の権利」とする考え方に分かれるが、私は、「あたり前のこと」と考える。  そもそも、真の民主主義とは、誰に訊くまでもなく直接民主主義である。しかしながら古代ギリシャの時代と違い、現代社会はあまりにも人口が多い。多い人口で直接民主主義を行うは甚だ非効率と言える。そこで、その効率の悪い直接民主主義を補完するために考え出されたものが間接民主主義であり、我が国ではこの間接民主主義である議会制民主主義を採用しているのである。  議会制民主主義とは、予算等の年中行事や、社会の行方を左右するには至らない重要でない事案については、主権者である住民や国民が、代議員と首長に「よきに計らえ」と任せているが、憲法改正や社会の行く末を左右しかねない重要な案件までは任せてはいない。が、しかし、ここのところを勘違いしている代議員や首長は国にも地方にも数多く居る。  健全な民主主義社会においては、社会の行く末を左右するような重要な案件を住民投票或いは国民投票に計って決するは当たり前のことであり、これは不文律である。不文律ではあるが、憲法改正だけは軽々に改悪されることがないよう、態々、衆参両院でそれぞれ三分の二以上の賛成によって国民投票がなされると規定し、ハードルを高くしているのである。そのために文章化されていると考えるべきだ。であるから、憲法改正以外の、社会の行く末を左右しかねない重要な案件は当然住民投票なり国民投票なりに…

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雨の尾瀬沼を歩く

 未明から間断なく降り続く雨の中、見晴から沼山峠まで、尾瀬沼を横目、尻目にひたすらに歩く。  これもまたシックな尾瀬だ。(笑  ゴゼンタチバナ  オゼイトキンポウゲと思われる。  シラタマノキ  マイヅルソウ    オオカメノキ

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尾瀬ヶ原の草紅葉

 草紅葉と言うにはちょっと早かったが、9月22日(土)、シックな尾瀬ヶ原を堪能。  それでも、群馬県側から、福島県側に向かって歩いてゆくと、草の色が徐々に濃くなって行くことに気付く。  秋は、冬は、着実に近づいているのだな。そして、尾瀬の広大さに驚嘆!        ツタウルシと思われる。        サラシナショウマ  エゾリンドウ  ヒツジグサ  ワレモコウ  ヤチヤナギ  ヤマドリゼンマイかな?  ヤマウルシと思われる。  マユミ  アカバナと思われる。  イワイチョウ  ミヤマアキノキリンソウ  オゼトリカブトかな?   ヤマドリゼンマイと思われる。  お~お~!ウメバチソウまだ待っていてくれたか?(笑

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沼津市の津波対策を考える

 (※画像をクリックすると拡大されます。)  新東名高速道路・駿河湾沼津SAから南方向を見下ろすと、我が街・沼津市が広がっていた。  爽快な眺めである。  この爽快な景色を眺めていて、テレビのニュース番組で、昨年から何回となく繰り返し放映された3・11の津波のシーンが蘇ってきた。東北地方の街が次々に津波に飲み込まれて行く悪夢が鮮明に蘇って来る。  もし、東海・東南海・南海連動地震が起きたら、この街はひとたまりもないだろう。内浦の重須地区一村が高台移転すればそれで済む問題ではない。沼津市全体が高台に移転する必要がある。しかし、それは不可能なこと。  とは言うものの、できうる限り高台に移転した方が良い。  沼津市の津波の問題については、昨年7月7日付けブログ記事・行政の想定する災害の規模(例えば沼津市の場合?)(←クリックしてください)でも書いたが、書き足りなかったのでもう少し書き加えることにする。  こうして、愛鷹山の丘陵地帯に立地する新東名・駿河湾沼津SAに立つと、「沼津にはこんなに素晴らしい高台があるではないか」と天が囁いた。  移転可能な住宅や商業施設はできうる限り、この丘陵地帯に移した方が良い。  駅の高架化事業なんてさっさと止めて、それよりも、その何倍も何十倍も費用がかかろうと、工期が百年かかろうと、この駿河湾沼津SAを起点に、旧東名愛鷹P~旧東名沼津IC~JR沼津駅~蛇松緑道を通って、港湾までモノレールを通した方がどんなにか有効であろうか?で…

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8月の尾瀬ヶ原を歩く

 8月19日、前日の至仏登山の心地よい疲労感を抱きながら、尾瀬の木道を散策。  いつ来ても素晴らしい景色だ。孫に見せてあげたいが、いつまでこの美しい景色をとどめていてくれるであろうか?しかし、その前に原発だ!あれを無くさないことには日本の未来はない!  ところどころに初秋の気配が感じられる。来月は草紅葉を見に来る予定。  一見、ママコノシリヌグイかと思ったが、葉っぱの形状、そして棘のないことからミゾソバと思われる。    ヒメシロネ クガイソウ  オオマルバノホロシ  ズミ  ナガバノモウセンゴケ  ミヤマアキノキリンソウ  ヨッピ川  逆さ燧ケ岳  サワギキョウ  オゼトリカブト  オトギリソウ  イワショウブ  ワレモコウ  コバギボウシかな???  おお~!これはお珍しい。初めてだな、白花のギボウシ  残念ながらちと遠い。しかし紛れもなくオゼコウホネだ。  ヒツジグサ  これも珍しい!アカバナゲンノショウコだそうな・・・。  ゲンノショウコ  キンミズヒキ  トモエソウ  ツルニンジン  ソバナ  ヤマクルマバナ …

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8月の至仏山

 2012年8月18日、尾瀬・至仏山に登る。  一昨年は7月に尾瀬ヶ原の山の鼻から登り鳩待峠に下りた。  今回は鳩待峠から山頂をピストンで往復し、尾瀬ヶ原の山小屋に向かう計画。  余程心がけが良いのだろう。「曇り時々雨」と言う気象庁の予報を覆し、早朝から青空も見える絶好のハイキング日和。夜半に降った雨のおかげで空気も澄み渡っている。  山はもう初秋の気配だ。  ハリブキ  オオバタケシマラン  オヤマリンドウ  ヒロハユキザサ  マイヅルソウ  イワイチョウ  ハナニガナ  タテヤマリンドウ  ウメバチソウ  イワオトギリ  ミネウスユキソウ  イブキジャコウソウ  タカネナデシコ  ホソバツメクサ  マルバモウセンゴケの花      マルバモウセンゴケ  下山途中、突然霧に包まれる。  遠くで雷鳴が聞こえる。徐々にこちらに近づいてくる。こうなったら長居は無用だ。急ぎ下山しよう。  クワバラ、クワバラ・・・

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南アルプスの女王・仙丈ケ岳を歩く

 2012年8月6日&7日で、南アルプスの女王と謳われる仙丈ケ岳を歩いてきた。  仙丈ケ岳ハイキングは、ここ広河原バス停より始まる。  高山植物の植生が豊かなことから、花の百名山と日本百名山の両方のカテゴリーに名を連ねる名山だそうな。  バスまたはタクシーで、北沢峠に着くと、早速、針葉樹林の中を、さまざまな花たちに見守られながら、ただひたすら登り続ける。  コバノコゴメグサ  ウサギギク  ハクサンフウロ  鹿も食わないので試しに某御仁が食べてみたところ、なるほどと納得するほど不味く、天敵不在のため山腹に蔓延るマルバダケブキ  コガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)  ムカゴトラノオ  ミヤマキンポウゲかな?  これはでかいタンポポだ!・・・ミヤマタンポポの綿毛  馬の背ヒュッテより甲斐駒ケ岳を望む  仙丈カールと仙丈小屋  ヨツバシオガマ  シナノキンバイ  モミジカラマツ  チングルマ  ツガザクラ  仙丈ケ岳山頂:標高3033m  チシマギキョウ  タカネツメクサ  トウヤクリンドウ  ツマトリソウ  ゴゼンタチバナ      シナノオトギリ  また是非にも来たい山だ。

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熊野古道

 2012年7月21日、山紫水明の地・熊野を大門坂より那智の滝まで歩く。

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一夜限りに咲く花

https://www.youtube.com/watch?v=wepTbECwbqw&feature=player_embedded&app=desktop ←やはり、この花を観賞するには、このBGMがいいかな?(笑

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花しょうぶ

 友人が所有する別荘の近くに「風さんが歓びそうな菖蒲園がある」と招かれ、伊東市池にある「伊豆高原 花しょうぶ園」を訪ねた。  山に囲まれた田園の一角の山の斜面に、その菖蒲園は棚田風に設えられていた。従って目の前に田圃が広がり、その向こう側は山並みである。夜になればゲンジボタルが乱舞し、素晴らしい幻想的な光景が醸し出されるとのこと。  「来月には田圃の上をヘイケボタルが舞うようになるよ。でも、今月のゲンジボタルの方が綺麗だな。」と菖蒲園の小父さんが教えてくれた。「農薬の影響か?・・・ヘイケは数が少ないし、光が弱い。菖蒲園のゲンジの方がずっと綺麗だよ・・・平家は負けたからな~、魅力ない。」小父さんはとつとつと喋る。  蛍はさておき、この梅雨時はやはり花菖蒲だろう。  「伊豆高原 花しょうぶ園」は高橋さんという見るからに優しそうな、そして、とても気の良さそうな小父さんが個人でやっている花園。  花菖蒲好きが高じて、山形県の長井古種だけを集めた花菖蒲園を作ってしまった。  高橋さんの説明によると、正確にはショウブとはニオイショウブを指し、サトイモ科の植物。  花を楽しむのはハナショウブとのこと。ハナショウブはアヤメ科アヤメ属の多年草でノハナショウブの園芸種のことであり湿地を好む。開花は梅雨時の6月。  アヤメは同じくアヤメ科アヤメ族の多年草であるが、山野の草地に生え、特に湿地を好むことはないとのこと。  またカキツバタもアヤメ科アヤメ属の植物であるが湿地を好む…

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6月の明月院(鎌倉)

 カマクラからキタカマクラへ徒歩で向かう。お昼を、途中、銭洗い弁天方面に入った蕎麦屋で食って行こうと考えてのこと。  朝方涼しかったのでウィンドブレーカーを着てきた。手に持つ事が嫌いなので着たまま歩いた。流石に暑い。頭がくらくらするほど暑い。このままウィンドブレーカーを脱がずに歩くとぶっ倒れるかな?そしたら、キタカマクラからカを取ったキタマクラ行きだ!大変!  馬鹿なことを考えながら歩いたため、かどを曲がりそこねた。蕎麦屋行きは断念・・・昼抜きか?  横須賀線の脇から明月院方面に入ったところに蕎麦屋があったことを思い出し、「ヨシ!そこで食おう。」と思い直す。  行ってみると、人が並んでいた。一人で並ぶのは苦手だ。この先は菓子屋くらいしかない。いくら甘党でも、昼飯に菓子は嫌だ。昼抜きを覚悟する。(笑  それにしても喉が渇いた。明月院の中の茶店でブルーベリージュースを飲もうと決める。  極楽寺や成就院は無料、長谷寺300円、東経寺は確か100円、明月院はべらぼうだ!入場料500円、菖蒲を見るには更に500円、ブルーベリージュース600円、締めて1600円。それにあの入場者数・・・荒稼ぎし過ぎじゃないの?  でも、あの寺のお洒落な雰囲気がいいんだよな。1600円は止むを得ないか・・・。(笑  さて、くだらない呟きはやめて写真を整理しよう。 …

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渡辺莞爾展 2012 好評開催中

 2012年6月1日(金)~6月12日(火)  写真ではなかなか巧く色が出ません。是非一度、期間中に足を運んで、実物をご覧になってみてください。  6月1日(金)~6月12日(火)  午前10時30分~午後6時  (最終日は午後4時まで)  Gallery 701  静岡県三島市本町7-30  電話055-976-0038  http://www.via701.net/  過去の作品はここをクリック。

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花の端境期に、信州花の旅に出かける

 マイカー規制の解除された5月28日、入笠山に入る。  マイカー規制が解除されるだけあって見事に花の端境期。見渡す限りの枯野が広がっていた。  山頂では上々の天気に恵まれ、遥か南アルプスの峰々を眺めることができた。が、それもほんの束の間。昼食をとっている間に、一天俄に掻き曇り遠くで雷鳴が聞こえ始めた。食後の休憩もそこそこ、下り坂を早足に歩く。  雨雲も足早に通り過ぎ、駐車場に着く頃には止んだ。  気を取り直し、入笠湿原へ向かう。  取り残された晩秋の花や気の早い初夏の花を、心づけて探しながら・・・。  オオカメノキ  ミネザクラかな???(笑  タチツボスミレかな?  スミレは種類が多すぎて同定するには私の能力を超えている。諦めよう。(笑  後日の“雪ん子はなせんせ”の御教示によるとシロバナタチツボスミレかオトメスミレとのこと。        この写真では、“雪ん子はなせんせ”のご指摘通り、距の部分に薄紫色のスジが確認できる。        オトメスミレと同定したい。  いやはや、私の能力を超えているのはスミレだけではなかった。これまた悩ましい花だ。  イチリンソウだろうか?ニリンソウだろうか?サンリンソウだろうか?(爆  コミヤマカタバミ 漸く、自信を持って同定できる花に巡りあえた。  これも悩ましい花だ!  花の色は移りにけりないたずらに・・・既に一番美しかったであろう…

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オブジェ その光と影

 入笠山&入笠湿原を訪ねた際、投宿した施設の廊下で・・・  洒落た施設で料理も美味かった。  廊下に置かれた飾り付けに目が留まる。  スターフォーレスト蓼科

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渡辺莞爾展 2012 ご案内

 私の兄貴分の画家・渡辺莞爾の個展の紹介をさせていただきます。    ムージャン・早春(油彩)                  花(油彩)    サンマルコ・ベニス(油彩)        静物(パステル)  是非、お運びください。  http://cc.gold-fish.jp/v.php?xid=cc&uid=via&fid=2&cno=18494&m=h  過去の作品  http://www.nns.ne.jp/pri/khaos/list.htm  6月1日(金)~6月12日(火)  午前10時30分~午後6時  (最終日は午後4時まで)  Gallery 701  静岡県三島市本町7-30  電話055-976-0038  http://www.via701.net/

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もののふの八十娘子らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花

 堅香子(カタカゴ)の花とはカタクリの花のことだそうな・・・そしてタイトルの歌はご存知、万葉集に収められた大伴家持の歌である。カタクリと聞くと、この歌が頭に浮かぶ。  また、カタクリと言うと、薄紫色の下の写真のような花を思い浮かべるのが、普通のことであろう。  私の大好きな花であり、高貴な色合いもさることながら、この反り返った凜とした様がたまらない魅力だ。  先日、新潟の小千谷に住む友人が、城山に登った折、白いカタクリを見つけたと携帯で写した写真をメールで送ってくれた。     撮影:入路  上の写真が登る際に写したもので、下が下山の際の写真だ。下山までの短時間と思われる間に朝日を充分に浴びたと見えて、とても華奢な佇まいながら、反り返った花弁は、カタクリ特有の凜とした雰囲気を醸し出している。     撮影:入路  これは!別嬪さんだ!華奢な身体つきで、恥らうように俯いているが、それでいて凜としている。将に、男心をくすぐる大和撫子である。  白いカタクリについては、劣性遺伝の発現によると言う説が有力らしい。それ故、育ちにくく、ただでさえ花をつけるまでに7年かかるといわれているが、その間に枯れてしまうものも多いと推測されるのだろう、1万株に1株と言う希少な確率でしか見ることは叶わないとのこと。そう聞くと余計のこと愛おしい花である。  こんなに清楚で美しい花である。大伴家持さんは見たであろうか?思いは万葉の昔に馳せる。  もののふの八十娘子らが汲み…

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心づけて見ねばこそあれ春の野の芝生にまじる花のいろいろ

 詠み人は、茶人・武野紹鴎(たけのじょうおう)、或いは、その弟子・千利休らしいがよく分からない。私でないことだけは確かだ。ヽ (´ー`)┌  文芸に縁のないガサツな私にも文句なく感情移入できる歌であり、その感性の素晴らしさが伝わってくる。  ゴールデンウィークの内の一日は、静岡県田方郡函南町の原生の森のニリンソウとの年に一度の逢瀬を楽しむことにしている。  4月29日、天気も上々。トキメキながら車を走らせる。  この時期は、茶人の心を真似て足元に気をつけながら歩くのがとても楽しい。  ニリンソウとのデートの場所への道すがら、他の可愛い子ちゃんたちに目を奪われながらそぞろに歩く。  セントウソウ  ムラサキサギゴケ  キランソウ  誰かに呼び止められているような気がして足を止める。  タニギキョウ  「気づいて!気づいて!・・・・・・私を撮って!」  んん??誰だ?  タンポポやセントウソウやムラサキサギゴケやキランソウ等々の陰から健気に自己主張しているのはタニギキョウであった。  よしよし・・・お前が一番。(^-^ )  パチリ!  米粒ほどの大きさでしかないが、実に凜として咲いている。しかも、頑張って咲いている様子がよく分かる。恐らく100人の内、99人は気づいてくれずに通り過ぎてしまうだろう。それどころか踏みつけられてしまうかもしれない。でも、彼女たちは誰のためでもなく自分自身のため、頑張って咲いてい…

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<原発30キロ圏>「避難対策めど」ゼロ 21道府県調査

 東京電力福島第1原発事故を受け、国が事故時に避難などの措置をとる範囲に指定する方針の原発30キロ圏について、住民全員の避難手段と避難先確保のめどがついた地域は、現時点では一つもないことが、毎日新聞の調べで分かった・・・・・・以下長々と続くが転載するまでもない記述。 http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000m040097000c.html  またまた馬鹿げた記事が載っていたので一言。  こう言うものに無性に腹が立って、黙ってられない性質で困ったものだ。(笑  笑止千万な記事である。そもそも、この狭い日本で、原発事故が起きたら逃げる場所なんかあるわけない事は幼稚園児でもわかること。だいたい30キロで事足りると思うことがクレイジー。  日本で原発を稼動させるということは、仙谷由人衆議院議員流に言えば、1億人の集団自殺を意味するものである。いやいや、政府による1億人の集団虐殺だ。  自民~民主と脈々と続く原発稼動を画策とする恐怖政治は1億玉砕を押し付けようとした戦前の軍事政権となんら差はない!

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尾崎咢堂

 2012年4月13日、高尾山ハイキングの後、その足で尾崎咢堂記念館を訪ねる。  尾崎咢堂とは尾崎行雄の雅号(ペンネーム)なそうな。  咢堂は、真の民主政治と世界平和の実現のために、その一生を捧げた政治家であると聞き及んでいる。現代の、自身の保身と利権にしか興味のない腐敗した政治家どもと比較するのは憚られるが、死後50年を経過して、今尚フレッシュな政治家として私の目には映る。  「人生の本舞台は常に将来に在り」と言う名言を残した通り、95歳で没するまで、民衆の幸せを追求することに常に挑戦し続けたようだ。彼の爪の垢を煎じて、現代の政治家どもに飲ませたいものである。(笑  また、日米友好の証と謳われるポトマック河畔の桜は有名であるが、これを日本からアメリカに送った立役者の一人としても知られている。丁度今年は、その桜の苗木3000本が東京市からワシントンに送られ、ポトマック公園に根付いて100年目に当たるそうだ。  この時期、尾崎咢堂記念館の借景は桜。咲くときも散るときも潔しとされる桜が、実に潔い政治家であった尾崎咢堂の生誕の地を飾っていた。  生涯現役で、今風に言えば決してブレることなく民衆の幸せを追求し続けた政治家であるが、ブレないといえば、その正反対にブレっぱなしで最近名を馳せているのが我らが枝野君であろうか?  問うに落ちず語るに落ちるとはこのことだろう。  「大飯原発再稼働は京都と滋賀等の地元の理解が大前提。」  「経済などに与える問題も重要だが、原発事故…

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高尾山

 世界一の山だ!と言うので、話のタネに歩いてみた。  但し、世界一と言うのは高さでもなく景色のよさでもなく・・・訪れる観光客の数の話。  2012年4月13日、桜はイマイチ、景色は春霞の中の高尾山を歩いた。  たこ杉

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富士と桜

 晴れてよし曇りてもよし富士の山もとの姿は変わらざりけり・・・と山岡鉄舟が謳った富士の山。しかし、新郎が新婦のベールをはずして口づけするように、その美しい素顔を見たいと言う思いで、刻々と変わる雲の動きを見つめること約一時間。  2012年4月7日、この季節にしか見ることのできない「富士と桜」と言う日本を象徴するオブジェのツーショット。この一枚に思いをこめたといえるベストショットは撮れたであろうか?(笑 晴れ舞台 借景の富士 柚野桜

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桜の寺・大石寺の春

 2012年4月7日。生憎の空模様になり、背景の富士山はなし。しかし、姿は見えねども、富士から吹き降ろす冷たい風が春を再び押し戻してしまった。でも、漸く咲いた桜たちが必死で春を守るように、その訪れを告げていた。

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光長寺の桜

 今年も春の訪れが遅い。  4月1日、お気に入りの近くの寺の境内を散策す。  静岡県沼津市岡宮・光長寺

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