蝋梅をワンスプレーの中にいる

蝋梅をワンスプレーの部屋の中     関連記事 【短歌】 故郷(ふるさと)を離れて眠る兵士らよ英霊よりも野仏であれ (東京歌壇入選) 寒戻り春の遠のく震災忌 三寒四温は春の躊躇い (毎日歌壇入選) 万策の尽きたる時は吾も行き共に座ろう翁長雄志と (朝日歌壇入選) チコちゃんに叱られたよな衝撃の グレタ・トゥーンべリ怒りのスピーチ 軍事基地 「民も国土も環境も 守れぬ」と告ぐジュゴンの亡骸 軍備より不戦の誓いに抑止力 護り抜きたし憲法九条 九条は斬新なれど人心の風化は激し不戦忘るな 軍備より九条こそが抑止力 永遠であれ不戦の誓い 美ら海を破壊してまで安保基地 国土守らず民も守らず 天命も使命も帯びぬ身なれども捨ててはおけぬファッショの軍靴音(くつおと) 強軍を抑止力との思い込み国土守れず民も守れず 沖縄に犠牲を強いて傘の下 恥ずかしきかな大和心よ ほくそ笑む悪魔の顔が目に浮かぶ老朽原発再稼働の報 国破れ山河も失くす原発禍 再稼働の意義どこに見出す ことあらば山河喪失百万年 そを望むのか原発列島 兵士らの最期の地こそ慰霊の地 心に残る象徴の行脚 登るより遠く眺むる富士が良い 磐長姫は禍福を転ず 添うよりも遠き雲見の富士が良い磐長姫は禍福を転ず にほんブログ村 【お気楽俳句】 数え日や繰り言のよに「あと十年」 落ち葉焚き懐かしかろう山茶花も(敢えて季重…

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政界に赤潮の湧く ならい吹け

 政界に赤潮の湧く ならい吹け (2018年7月2日・俳句ポスト365、兼題=赤潮、「よしあきくん一期一会の一句」第六位)  「よしあきくん一期一会の一句!」とは初めて。いいのか悪いのか分からないが、「並」よりは一歩前進と自分勝手に前向きにとらえたい。(笑)  赤潮とは検索すると、大量のプランクトンの発生によって、海面が赤褐色にみえるようになる状態。魚介類などに大きな被害を与え、漁業に打撃を与えることがある。また、政官界に沸くと国民を死滅させ国を滅ぼしかねないとある。今まさにその状況。実に恐ろしい。  「ならい」は検索すると、西風或いは冬に吹く風とあるが、実際には地域によって使い方が異なり、例えば伊豆の西海岸では東風をさす。伊豆の西海岸では東風が吹くと沿岸近くの汚れた海水を沖に追いやり、沖合の綺麗な海水を沿岸近くに運んでくれ、入り江や湾内の海水を入れ替えてくれる。海の状態も穏やかになり透明度も高まるので、ダイバーたちは「ならい」の吹くことを待ちわびる。西風が吹くと海は荒れ、ごみが運ばれ逆の現象となる。  同じ伊豆でも東海岸に行くと全く逆の現象となり、西風を「ならい」と呼ぶようだ。  どうやら伊豆では海を清めて穏やかにしてくれる風を「ならい」と呼んでいるようである。  「政界」ではなく「政官」とすべきだった。今の日本の政官界・・・酷すぎる!  将に・・・    政官に赤潮の湧く ならい吹け・・・である。神風の「ならい」よ早く吹いてくれ!国民を死滅させかねない赤潮とごみを沖…

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しゃぼん玉こわれ急ぎし友偲び

 しゃぼん玉こわれ急ぎし友思う (2018年3月1日・俳句ポスト365、「並」)  俳都・松山市が主催する「ネット句会」とでも言うのだろうか?かの夏井いつきもかかわっている「俳句ポスト365」に応募してみた。結果は・・・恥ずかしながら惨敗!「天、地、人、並」と言うランク付けがあるようだが、その最下位の「並」であった。しかもその「人」と「並」には数えきれないほどの数の作品がアップされる。きっと、応募すれば最低「並」には入る仕組みなのだろう。人気テレビ番組・「プレバト」で言えば、「第四位・凡人」と言ったところだろうか?あの浜田何とかが「ボンジン!第四位!」と人を小馬鹿にしたように雄たけびを上げるところだろう。或いは「サイカイ!サイノウナシ!」と。  まあ、ちゃんと勉強したことのない素人であるから、当然と言えば当然の帰結であるが、やはり凹むね。あの梅沢富美男の「クソババア」と悪態をつきたくなる気持ちも分からないでもない。(笑)  若い頃はよく一緒に遊んだ高校の同級生。年取ってからはいつしか年賀状の交換だけになっていた。写真が好きで、いろいろなコンクールで賞をとっていた。毎年、素敵な富士山の写真の年賀状が元旦に届いた。しかし、今年は届かなかった。もしやと不安がよぎる。3日になっても4日になっても届かなかった。ふと気が付いてみると1月も半ば。思い切って携帯に電話を入れてみた。  「この番号は現在使われておりません」のメッセージ。  固定電話にかけてみる。やはり同じメッセージ。  …

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軍備より外交力の抑止力

 軍備より外交力の抑止力 (2016年8月20日付・中日新聞静岡版・平和の俳句)  「平和の俳句」に入選したとのことで掲載誌が届いたが、俳句と言うよりは標語みたいで、ちと恥ずかしい。  「平和の俳句」には、決まりはない。一行の「詩」になっていれば、少しくらい五・七・五を逸脱しても季語がなくてもOK.とのことだが、こうして見返してみるとまるで」なってないな。(笑)  しかし、内容は少しばかり気にとめて欲しい。  我が国に外交らしき外交はあっただろうか?  いたずらに外国の脅威論を展開し軍備増強の必要性を強調する政府、それに易々と乗ってしまう国民。外交により紛争を解決しようとした気概を見たことがない。あまりに短絡的な国防論だ。  国際紛争の解決手段を武力に頼らず、憲法に説かれているように武力に訴えず、つまり外交力により解決をはかろうと考える少しはましな政治家や外交官の出現を待ちたい。  関連記事    故郷(ふるさと)を離れて眠る兵士らよ英霊よりも野仏であれ (2016年8月14日付・東京新聞・東京歌壇)    燻りを戦火となすな春驟雨 (2016年6月4日付・中日新聞静岡版・平和の俳句)    故郷(くに)追われ山河も喪失原発禍 (2016年5月7日付・中日新聞静岡版・平和の俳句) にほんブログ村

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くすぶりを戦火となすな春驟雨

 燻りを戦火となすな春驟雨 (2016年6月4日付、中日新聞静岡県版・平和の俳句)・・・「春驟雨」なんて言葉を使っているところを見ると春先に作った五目並べなのだろう。大分季節はずれとなってしまった。作った本人も忘れていたが、投稿先のローカル紙から入選と連絡があり思い出した。(笑)  最近、何やらきな臭い!  好戦的徒党が平和憲法と称えられてきた日本国憲法をなし崩しにし、戦争のできる国にするため、安保法制を強行採決した。日本は遂に火種を抱えてしまった。この戦争の火種が昨年来燻り続けている。この燻りを本物の戦火としてはならない・・・そんなことを考えていたら、俄かに雨が降り出した。春驟雨よ、このくすぶりが戦火となる前に綺麗さっぱり消し去ってくれ!春驟雨よ戦争の燻りなど消し去り緑豊かな平和な春を運んできてくれ! にほんブログ村

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故郷(くに)追われ山河 喪失原発禍

 忘れまじ!故郷(くに)追われ山河も喪失原発禍 (2016年5月7日付・中日新聞静岡版・平和の俳句)  原爆も原発も何ら変わりはない。「平和利用」なんて言葉は原発の利権を貪る奴らが「原爆」よりも聞こえを良くするために無理やり当てはめた言葉に過ぎない。現に福島は平和だろうか?  原爆は爆発した瞬間に最悪の事態を迎える。原発は事故が発生した瞬間が最悪の事態とは限らない。福一は核燃料デブリがどこにあるかさえも分からず手の付けられない状態だ。今も放射能を大気中に海洋に放出し続けている。環境にとって悪化の一途を続けている。最悪の日がいつなのかもわからない。  福一周辺の人々は故郷を追われただけではない。  その昔、唐の詩人・杜甫は、「国破れて山河あり・・・」と詠った。  たとえ戦乱で国が滅びても、山や川の自然はもとのままのなつかしい姿で存在していて、戦乱に疲れ果てた人々の心を癒してくれるだろう。しかし、福一周辺の人々にとって故郷の山河は放射能に汚染され近づくことも眺めることさえも叶わぬ。故郷を追われ山河さえも失ったのである。これが原発禍の現実だ。こんなものを是が非でも再稼働させたいと思う奴らの気が知れない。 にほんブログ村

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