原子力防災センター

 原子力防災センター:あまり聞き慣れない言葉だが、福島第一原子力発電所の事故の際には今は亡き吉田所長が陣頭指揮に立った施設・オフサイトセンターの機能を一体的に整備した建物の名称とのこと。福一の事故の時には原発から近すぎるところに設置されており役に立たなかった。そのため、福一後、原発から5㎞以遠&31㎞以内に設置せよと言う事になり、静岡県の原子力防災センターは浜岡から20㎞離れた静岡空港のすぐ近くの牧之原市に設置されている。  県民或いは国民の安全を守るための施設と言っても、浜岡原発があるがゆえに設置しておかなければならない施設。建物建設費用は国が25億円余を負担したらしいが、その後の莫大なランニングコストは静岡県が負担している。平常時でも、空間放射線量の測定や環境試料中の放射線の測定等々のモニタリングを行っており、かなりの人員や資材を必要としている。浜岡原発さえなければ無用な施設である。で、原子力防災センターを設置しておかなければならない原因を作っている中部電力は1銭も負担していない。と言うことは、福一の莫大な事故処理費用同様、発電コストには算入されていない。強欲な原発推進派はインチキコストを公表し、原発の発電コストは安いと嘯いている。  安いだって???チャンチャラオカシイ!ぜ。  強欲主義者たちは莫大な負担を国や県や民に押し付け、再稼働の日を虎視眈々と狙っている。目を覚ませ!欲呆け日本!  原子力防災センターは国民や県民の安全を守るために設置されていると言うが、では国民や県…

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映画「たまゆら」

 下の写真は、土田ひろかず監督作品・映画「たまゆら」(http://tamayuramovie.com/ )の上映初日に於ける監督と出演者たちの舞台挨拶の風景である。  土田は高校の授業では私の斜め前に座っており、律儀にもいつも正しい姿勢で眠っていた。彼の律儀さは若い頃から変わらない。山線(御殿場線)に乗って富士山の麓から2~3時間もかけて沼津まで通ってきていたから相当眠かったのだろう。夜遅くまで勉強していたわけではなさそうだ。高校時代は演劇部に所属し、香陵祭の文化祭では「夕鶴」の与ひょう役を演じた。その熱演ぶりは今でも語り草となっており、充分に同級生たちの酒の肴となっている。演劇部に居たと言うことは俳優を目指していたとばかり思っていたが、卒業して最初に会った時は医者になっていた。一医師としてまた病院経営者として身を粉にして働きながら、少年の心を捨てたことがなく、「政治家になりたい&映画も作りたい」と言う欲張りな夢を一つずつ実現して来た。  映画は子供の頃からの憧れだったと彼は語る。その夢を実現するため医業の傍ら、老体に鞭打ち、土曜の午後は御殿場から東京の映画学校に通い詰めたとのこと。本格的な映画は今回が初めての作品となるが、習作と言うべきか?以前に2本程作っている。その作品を御殿場の映画館で上映した折、同じく高校の同級生で既に映画監督となっていた原田眞人に酷評され一念発起して映画学校に通ったのかもしれないが、こうして子供の頃からの夢を実現して行くタフさはリスペクトに値する。  医師として既…

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武器ではなく 命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン20160910

 以前から凄い人だとは思っていたが、身に纏う白衣をブルドーザーに替えての獅子奮迅の活躍振り、改めて感動した。  NHK・ETV特集「武器ではなく 命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~」 http://www.dailymotion.com/video/x4sva35 午後11時00分からと言う年寄りにはきつい時間帯だったが、頑張って見てしまった。  紛争を武力で制圧しようとしても、それは武力での報復を招くだけだ。しかし、飢えや渇きや貧困から抜け出す支援を続けることは、どんな武力制圧よりも勝ることを彼は身をもって示した。砂漠に1本の用水路を引くことは何百人ものドクターにも勝る。そしてそれは平和運動ではなく予防と言う医療の延長なのだと医師である中村は語った。  早速、友人に紹介したところ思いがけない返信が来た。  感動したと言うメッセージに続いて私を驚かせたのは、次のような記述だった。  「ところで、この下のURLで見られる動画を見て、非常な違和感を覚えました。ここには、中村哲さんのことはいっさい触れられていず、まるで、日本政府の援助で緑化が行われたような風に表現されています。これじゃ日本政府は「サルカニ合戦」のサルじゃあないですか。 【海外の反応】アフガニスタンの砂漠が日本の支援で緑化に成功!この奇跡に世界中から賞賛の声 https://www.youtube.com/watch?v=m-kEDsdhztw (4分27秒) 日本を「特別な、よそとは違う、スゴイ国」に…

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脱原発への道は遠のくばかり

 過日、新電力のE株式会社の代理店をやっていると言う某・電話会社より電話があった。  用件は、要するに旧電力から新電力のE株式会社に乗り換えないかとの誘いである。  我が家で消費する電気を、原発に拘り続ける旧電力から、原発ゼロの新電力に切り替えたいと言う気持ちは従前より強くもっている。しかし、完全に原発ゼロの新電力は今のところ見当たらない。新電力各社の電源構成比率を見ると、少なくても数パーセントの『その他』と言う項目が必ずや入っている。この『その他』と言うのは、原発を後生大事に抱える東電等々の一般電気事業者の卸売市場から調達する電気のことであり、その中には当然、原発由来の電気も混じってしまうのである。  私は、原発ゼロに拘り続けるので、電源構成に『原発』と『その他』と言う項目のない会社が現れることを待ちわびている。原発ゼロの電力会社を選ぶことは、脱原発への貴重な一票しかない意思表示である。私はその貴重な一票の行使を原発ゼロの会社に投票するため保留している。  電話の向こうの相手に、「私は原発ゼロを目指す会社を選ぶために、新電力への切り替えはまだ保留している。」と丁重に断る。  しかし、電話の向こうの相手は、「E社は原発はやっておりません。」と食い下がる。  「原発はやっていなくても、電源構成の中に、『その他』があるだろう。その『その他』とあるのは一般電気事業者の卸売市場のことであり、その中にはどうしても原発由来の電気が入ってしまっている。」と丁寧に説明。すると相手は、「E社の場合、…

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泡盛・瑞泉(三年古酒)

 辺野古に米軍の新基地を建設することに反対する翁長雄志知事を応援する意味で、昨年沖縄県にふるさと納税したお礼の品が届いた。  沖縄から軍事基地が無くなる日を夢見ながら戴くこととする。  沖縄県知事に当選したその晩、「とにかく新基地は造らせない。でも、もし万策尽きたら、その時は2人で座り込もうな」と翁長さんは奥さんに言ったそうだ。その時は、私もお供したい。  裁判所の和解勧告を受け入れたとは言え、軍国主義に憧れを持つ政権は信用できない。選挙のための時間稼ぎだろう。遠からず再び裁判に持ち込まれるだろう。体制よりの判決の多い我が国の裁判所の判断もまた期待できない。今年はふるさと納税ではなく、沖縄に座り込みに行く旅行費用を貯金することとしよう。 http://www.pref.okinawa.jp/zeimu/furusato/index.html ←沖縄へのふるさと納税はこちらをクリック。

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ふるさと納税で沖縄を応援しよう!Ⅱ

 「貧者の一灯」の「沖縄支援」   2015年2月22日、アメリカ軍・普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する抗議行動の参加者2人が、基地の敷地内に入ったとして、両足を引き抜かれるようにつかまれ引きずられてアメリカ軍に逮捕された映像が流れていた。        よほど都合の悪い映像なのだろう。早くも削除されてしまった。証拠隠滅の圧力がかかったのだろう。  腹立たしいと同時に、何もできずにいる自分に何ともやるせなさを感じる映像である。  日米地位協定とは結局のところ、アメリカ軍による日本占領を恒久化し、日本をアメリカの植民地と位置付ける協定に他ならない。  日本の領土内で日本人が外国の軍隊に、このように理不尽に身柄を拘束されるなんて独立国としてありえないことである。  このように同胞を蹴散らしてでも外国の軍隊を大事にする政府って一体何なのだろう?こんな愚かな政府の蛮行を許していることに対し、同じ日本人として、誠に申し訳なく思う。  しかもこともあろうに、普天間基地の辺野古移設に反対する翁長・沖縄県知事の誕生に対する嫌がらせとして、政府は、2015年度予算案で沖縄振興予算を減額する方針を固めた模様だと言う誠に恥ずべきニュースまで流れているのだ。  個人的には、国政選挙で、同胞よりも外国の軍隊を後生大事にする自民党に投票したことはないが、こんな政府の暴走を阻止できなかったことで、日本人として連帯責任を負わねばならない。かと言って、今更ゲバ棒担ぐこともできない。また、地理的…

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ふるさと納税で沖縄を応援しよう!

 報道によると、普天間基地の辺野古移設に反対する翁長・沖縄県知事の誕生に対する嫌がらせとして、政府は、2015年度予算案で沖縄振興予算を減額する方針を固めた模様だ。 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150108-00000020-ann-pol ←こちらがそのニュースサイトのURLであるが、程なく削除されるであろうから、次の通り転載する。  “辺野古反対”知事誕生が影響?沖縄振興予算減額へ(テレビ朝日系(ANN) 1月8日(木)11時52分配信)  政府は、2015年度予算案で沖縄振興予算を減額する方針を固めました。普天間基地の辺野古移設に反対する翁長知事の誕生が影響したのでしょうか。  (政治部・長谷川由宇記者報告)  沖縄振興予算は、2014年度は概算要求額を上回る額でした。しかし、政府側は、それが異例で、通常は減額されるものだとしています。  山口沖縄・北方担当大臣:「地方創生はじめ、いわゆる子育て支援等、どうしてもやらなくてはならない経費がある。非常に今、財務省との折衝のなかで大変、苦労しているという状況です」  ただ、沖縄県側は、普天間基地の県内移設反対を訴え、野党の支援を受けた翁長氏が知事になったことが予算の減額の一因だとして反発するのは確実です。また、例年であれば、予算を要求する自民党の会合には沖縄県知事が出席していましたが、8日朝はその姿はありませんでした。自民党は、沖縄県側から正式に出席…

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脱・原発への道は遠く険しい

 きょう3月9日(日)は、3・11のメモリアル行事である「さよなら原発 in 沼津集会」に参加してきた。  参加者は一昨年、昨年に続き、今年も5~60人程度。  20万都市で、この数は淋しい。 http://kazenokinomamaniki.at.webry.info/201203/article_3.html ←これは一昨年の記事であるが、これにも同様のことが書いてある。  集会に参加してどうなると言うものでもないが、電力事業者と国にしろ地方にしろ行政機関に対し、意思表示をしておくことは必要なことだ。そして大事なことだと思う。しかも沼津の集会の会場は、奇しくも東電沼津支店のまん前。原発ゼロの意思表示をするには恰好の場所だ!なのに何故集まらない???  まさか、20万人の内、原発に反対している者は5~60人しかいないとは思わないが、原発推進側にしてみれば恰好の攻撃材料だ。「沼津には、原発に反対している不穏分子は50人しかおらんぞ!」したり顔で再稼働に拍車をかけるだろう。  だが、実際そうかもしれない。沼津は昔からそう言うところだ。ここは今でも連合が強い。  チェルノブイリ原発事故の翌年・昭和62年2月、我々は、72,911筆の賛同署名を添えて、沼津市議会に対し「非核平和沼津宣言」を採択するよう求めた。その時、それに待ったを掛けたのは、連合の前身である同盟を支持母体とする時の市長・渡辺朗氏であった。彼は「非核平和都市宣言」を「核兵器廃絶平和都市宣言」にすり替え、しかも市民の誓願…

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地球温暖化の原因って、異常気象の原因って本当は何なの?

 最近の過去に例を見ない破壊力を持った台風の発生等々、異常気象の原因は、地球温暖化にあると報道されている。そして、その温暖化の原因は炭酸ガスを初めとする温室効果ガス等々の排出にあるとも報道されている。  温室効果ガスの影響は、多分あるだろうと推測できる。しかし、それだけであろうか?  これまでの100年で地球の平均気温は0.74℃上がったと言われている。また、これからの100年で、1.1℃から6.4℃上がるだろうとの予測もある。1.1℃から6.4℃とは随分と幅がありすぎて、これが科学かい?と思いたくもなるが、他にも、これで科学的な分析といえるのかい?と思いたくなる節もある。  台風の発生は海水温の上昇に原因があると良く報道されている。  私は専門家ではないし、ましてやアカデミックな教育は受けていないので、どなたか分かる人に教えて貰いたいのだが、熱と言うものは上に上がる性質があると、確か小学校か中学校かで習った記憶がある。この100年で海水の上にある地球の大気の温度が、0.74℃上がった。地球の大気が海の底に・・・底とまでは言わなくても海面から1mでも下にあったら、海表面の温度を少し上げる効果はあるだろうなと、教養のない私でも推測はつく。しかし、海表面の上にあるヒーターが0.74℃上がって、どれ程海表面を温めることができるであろうか?  むしろ、オゾン層の破壊により、海面に降り注ぐ日光が強烈になって海水温が上がったと言ってくれた方が説得力があるが、それも海面温度の上昇にどれくらい寄与し…

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原発はまた、必ず爆発する!

 現役官僚が明かす霞ヶ関と原発マネーの関係、そしてそれに操られる政治家どものありようをリアルに描いた「原発ホワイトアウト」を読んでみた。  一口に評するならば、国民全員に是非、読んでもらいたい一冊である。  日本の政治家と官僚と金の関係とは、前々からおおよそこんなものだろうと思っていたことが、裏付けられたというか(作品があくまでも、小説と言うことだから)、それによって裏付けられるという表現がおかしかったら、確信を深めたと言い直そうか?驚くほどリアリティに富んだ表現で実に分かりやすく書かれている。さすがは一般人と違うエリート中のエリート・霞ヶ関の現役官僚の著した書である。  「本来、官僚は国益の実現のため働き、マスコミ記者は社会正義の実現のために働く。こうした大義を背負う尊い職業であるにもかかわらず、現実には、自らの省益や社の利権、挙句の果てには、上司の私服を肥やす手助けや、幹部の快楽のために、国益や社会正義がなおざりにされる。」と文中にあるが、将に、現実はその通りである。  兼ねてより私は、広島、長崎、第五福竜丸、東海村臨界事故、そして福島第一と、これでもかこれでもかと核の脅威に晒されてきた世界でも類を見ない特異な国・日本が、その悪魔の申し子とも言うべき核と決別できないことが不思議でならなかった。そ言う意味では、日本と言う国自体が、そして日本人自体が、懲りるということを知らない特異な国、そして特異な民族と言えるであろう。そのことが不思議でならなかった。しかし、その疑問が、こ…

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浜岡原発の再稼働の是非を問う住民投票条例案について

 9月29日付け・風の記のままに気」ブログ記事・「住民投票と国民投票について」の続きであるが・・・。  9月26日付け・中日新聞の報道によると、県議会最大会派の自民改革会議は二十五日、条例案の修正案を作らないことを決めた。市民団体が作った条例案は不備があり、否決される見通し。住民投票実施に前向きな川勝平太知事は議会に条例案の修正を要請しており、第二会派の民主党・ふじのくに県議団が修正案を作るかが焦点となる。  県議会の過半数を占める自民改革会議の杉山盛雄幹事長は、修正案を作るには署名した約十六万五千人への説明が必要だと指摘。全ての同意を得るのは困難で「会派として修正案を作る考えはない」と話した。  一方、9月28日付・中日新聞には、民主も修正案作らずと言う見出しが躍っていた。その理由としては、「修正案も検討したが、原案と乖離(かいり)してしまう」と紹介されている。  これにより、条例案成立は極めて困難な情勢になった。  それにしても、自民会派の修正案を作らない理由の「署名した約十六万五千人への説明が必要だ。全ての同意を得るのは困難」と言うのは驚くべき詭弁。署名した人たちはそんなことは求めていないことは誰の眼にも明らか。呆れた詭弁と言わざるを得ない。  署名した人たちの気持ちは、「浜岡原発の再稼動是非の県民一人ひとりの意思表示を県民投票と言う形で発信できればそれで良いと言う極めてシンプルなものであることは、誰の目にも明白である。修正案の内容にはさほど拘りは無いはずだ。 …

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住民投票と国民投票について

 住民投票や国民投票については、「議会制民主主義を否定するもの」とする考え方と「住民或いは国民の当然の権利」とする考え方に分かれるが、私は、「あたり前のこと」と考える。  そもそも、真の民主主義とは、誰に訊くまでもなく直接民主主義である。しかしながら古代ギリシャの時代と違い、現代社会はあまりにも人口が多い。多い人口で直接民主主義を行うは甚だ非効率と言える。そこで、その効率の悪い直接民主主義を補完するために考え出されたものが間接民主主義であり、我が国ではこの間接民主主義である議会制民主主義を採用しているのである。  議会制民主主義とは、予算等の年中行事や、社会の行方を左右するには至らない重要でない事案については、主権者である住民や国民が、代議員と首長に「よきに計らえ」と任せているが、憲法改正や社会の行く末を左右しかねない重要な案件までは任せてはいない。が、しかし、ここのところを勘違いしている代議員や首長は国にも地方にも数多く居る。  健全な民主主義社会においては、社会の行く末を左右するような重要な案件を住民投票或いは国民投票に計って決するは当たり前のことであり、これは不文律である。不文律ではあるが、憲法改正だけは軽々に改悪されることがないよう、態々、衆参両院でそれぞれ三分の二以上の賛成によって国民投票がなされると規定し、ハードルを高くしているのである。そのために文章化されていると考えるべきだ。であるから、憲法改正以外の、社会の行く末を左右しかねない重要な案件は当然住民投票なり国民投票なりに…

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沼津市の津波対策を考える

 (※画像をクリックすると拡大されます。)  新東名高速道路・駿河湾沼津SAから南方向を見下ろすと、我が街・沼津市が広がっていた。  爽快な眺めである。  この爽快な景色を眺めていて、テレビのニュース番組で、昨年から何回となく繰り返し放映された3・11の津波のシーンが蘇ってきた。東北地方の街が次々に津波に飲み込まれて行く悪夢が鮮明に蘇って来る。  もし、東海・東南海・南海連動地震が起きたら、この街はひとたまりもないだろう。内浦の重須地区一村が高台移転すればそれで済む問題ではない。沼津市全体が高台に移転する必要がある。しかし、それは不可能なこと。  とは言うものの、できうる限り高台に移転した方が良い。  沼津市の津波の問題については、昨年7月7日付けブログ記事・行政の想定する災害の規模(例えば沼津市の場合?)(←クリックしてください)でも書いたが、書き足りなかったのでもう少し書き加えることにする。  こうして、愛鷹山の丘陵地帯に立地する新東名・駿河湾沼津SAに立つと、「沼津にはこんなに素晴らしい高台があるではないか」と天が囁いた。  移転可能な住宅や商業施設はできうる限り、この丘陵地帯に移した方が良い。  駅の高架化事業なんてさっさと止めて、それよりも、その何倍も何十倍も費用がかかろうと、工期が百年かかろうと、この駿河湾沼津SAを起点に、旧東名愛鷹P~旧東名沼津IC~JR沼津駅~蛇松緑道を通って、港湾までモノレールを通した方がどんなにか有効であろうか?で…

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<原発30キロ圏>「避難対策めど」ゼロ 21道府県調査

 東京電力福島第1原発事故を受け、国が事故時に避難などの措置をとる範囲に指定する方針の原発30キロ圏について、住民全員の避難手段と避難先確保のめどがついた地域は、現時点では一つもないことが、毎日新聞の調べで分かった・・・・・・以下長々と続くが転載するまでもない記述。 http://mainichi.jp/select/news/20120423k0000m040097000c.html  またまた馬鹿げた記事が載っていたので一言。  こう言うものに無性に腹が立って、黙ってられない性質で困ったものだ。(笑  笑止千万な記事である。そもそも、この狭い日本で、原発事故が起きたら逃げる場所なんかあるわけない事は幼稚園児でもわかること。だいたい30キロで事足りると思うことがクレイジー。  日本で原発を稼動させるということは、仙谷由人衆議院議員流に言えば、1億人の集団自殺を意味するものである。いやいや、政府による1億人の集団虐殺だ。  自民~民主と脈々と続く原発稼動を画策とする恐怖政治は1億玉砕を押し付けようとした戦前の軍事政権となんら差はない!

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富士山噴火とサファリ対策

 かれこれ半世紀も前のことになるが、静岡県沼津市で、市内に進出を企てる石油コンビナートを市民運動で食い止めた歴史があった。  経済的発展よりも人の住む環境を市民の力で守りきるという遺業を成し遂げたのである。  中学に進学するとき初めてこの街にやってきた私は、街のあちこちに残る看板等の市民闘争の残骸を眼にし、初めてその事実を知った。市民が身体を張って自分たちの環境を守るため闘ったなんて、なんて素晴らしい街なんだ!と、その頃、子供心に思ったものである。  しかし、今の沼津市はどうだろう。  隣の市にある新幹線の駅をうらやみ、三つ子のようにその代わりのおもちゃを県におねだりしている。「おねだり」は正確ではないかもしれない。真実は、静岡駅と浜松駅の高架化事業が終わり仕事の無くなった県の高架化対策室に仕事を作るため、県の方が、浜松市や静岡市の高架化された駅を沼津市に見せびらかせ、欲しがって駄々をこねるように仕向けたようだ。それにまんまと乗った三つ子・沼津市。  挙句は、偉大な先人たちの業績を、沼津の衰退の原因は石油コンビナートを誘致できなかったことにあると、否定する始末。駅さえ高架化されれば街は再び賑わいを取り戻すと、馬鹿げたことをどうやら本気で信じ込んでいるようだ。今では市の行政は、駅の高架化一本やりで、肝心の市民サービスは他市町に比べ遅れをとる一方。  既に1400億円もの借財を抱えながら、その上、駅高架化事業費の市負担分・おおよそ600億円の簿外債務が発生しては第二の夕張間違い…

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浜岡原発廃炉に向けて

 2012年3月15日、沼津市議会二月定例会最終日のこの日、「浜岡原発廃止と使用済み核燃料の安全な保管及び再生可能エネルギー実現への政策転換を求める意見書」が採択された。      (↓2度クリックすると読みやすい大きさになります)  条件付と2議員退席と言う点で少々潔さに欠けるが、保守の牙城・沼津としては精一杯だろう。半歩前進と考える。議会に続き、市長にも、今までの発言を取り消し、考えを新たにし、人間性のある所信を表明してもらいたいものである。そうすれば一歩前進と捉えることができるというもの。  また、東電労組出身議員の退席理由として「中部電力に対し、東電出身の身でとやかく言える立場にない」との釈明が記されているが、それは違うのではないか?・・・東電出身だからこそ、国民に、また、他の電力会社に多大な迷惑をかけたからこそ、反省をこめて、浜岡だけでなく、東電管内においても、また、他の電力会社管内においても、原発は全廃すべきとの理由で発案者にも名を連ね、賛成すべきではないだろうか?  もう一人の退席理由の「再生可能エネルギーはいまだ開発途上。踏み込んだ決定をするにはもう少し時間が必要なのではないか。」・・・これも違うのではないか?そんなこと言ってる場合ではないのだ。これ以上、国土が放射能に汚染されたら、エネルギーの安定供給があろうがなかろうが、この国に未来は無いのだ。物事の本質が分かっていないようで非常に残念である。  しかし、昭和62年2月、72,911筆の市民の切…

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3・11メモリアルinぬまづ

 あれから1年。  犠牲となられた人たちのご冥福を祈ることは勿論、被災された方々のため一日も早い復興を願うことも勿論であるが、未来からの借り物である大地を大空を海を、これ以上汚すことなく、子や孫に返すため、脱原発への誓いをあらたにすることも、今を生きる“人”としての責務でもあると考え、故に、日頃から「嫌い」としているデモや集会であっても、こと脱原発への意思表示をできる機会があれば積極的に参加したいと思い、3月11日に沼津市内で行われるそれに関連した行事を探してみたところ、私の知る限り、「3・11メモリアルinぬまづ」ただ一つであった。にもかかわらず、参加者はわずかに60人程度。20万都市にしてはあまりに寂しすぎる。  暗澹たる思いに心が押しつぶされそうになる。  「3・11メモリアルinぬまづ」は奇しくも、放射能を故国に撒き散らした張本人である東京電力沼津支店ビルと、旧国道一号線を挟んで向かい合った沼津中央公園で行われた。  耳をすますと、「あのビルでも塔でもいいから、『原発事故では大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。』くらいの垂れ幕を垂らしたっていいのにな!」と言う集会参加者の会話が聞こえてきた。  東電沼津支店の建物と塔を仰ぎ見る。なるほど・・・と思う。  それにしても少なすぎる。  市長の独り善がりの原発推進演説が議会で繰り返されようが、鉄道高架化一本やりの行政に、市民サービスが疎かになろうが、ただでさえ多い借金を更に増やして第二の夕張に…

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「古賀茂明さんと日本再生を考える会」(現代ビジネスUSTREAM)を見て。

 5分35秒過ぎ位からご覧ください。  流石の古賀さんだが、官僚と政治家の腐敗具合には精通していても、TPPに関しては怪しいもんだ。尤も、我が国には原子力の専門家は居なかったのと同様、TPPに関しても精通した人間は皆無。  分からないことには距離を置いた方が良い。急いては事をし損じる。  何も急ぐ必要はないのだ。向こうが土下座しないまでも、是非参加してくださいと言ってきたら、いろいろ条件を付けて考えれば良い。  古賀さんも言っていたが、前原議員が「交渉の座について途中で抜ける選択肢もある。」と発言したら、テレビで親の威を借りた二世議員が、「途中で抜けるなんてことは外交上あり得ない。常識を逸脱している。」なんて吠えてたが、そんなことはない!不都合であれば途中で抜けることは外交上なんら問題ない。しかし、アメリカ主導のTPP交渉に参加して、不都合だから途中で抜けますと言えるだけの気概をもった政治家や外交官が、今、我が国に居るとは思えない。  BSE問題、地位協定、基地問題等々見れば分かる。我が国の都合を言える政治家&外交官は皆無じゃ。つまり、TPPも交渉の座につけば、イコール、アメリカの言いなりになると言うことじゃ。遺伝子組み換え農産物、BSE汚染肉、農薬漬け作物、何でもOKじゃぞ!  国際連盟を脱退した頃の大和魂を持った政治家や外交官は、今は我が国にはおらん!止めとけ!(爆  川柳一句出来ました。  吠えまくり 親の威を借る 二世議員  二世は偽とひっかけてニ…

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前内閣官房参与・田坂広志氏の講演(2011年10月14日)

 むしろ、原子力推進の立場に立っていた一人の人間が、今、反省を籠めて福島原発事故とその影響に真摯に向き合い、原発を推進して来た国の国民として、我々がそれをどう捉え、どう考えて行くべきか、そのヒントを与えてくれる講演である。  実に良く整理された分かりやすい話に感服。  一人でも多くの人に聞いていただきたい話である。原発推進派も容認派も脱原発派も反原発派も・・・。  一時間程かかるが、その価値は充分にあり、あまりある。  最後に、「国民の賢明な判断を信頼する。言い換えれば国民の叡智を信頼する。そこからこの国の真の改革が始まる。」と結んだ所が感慨深い。

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全国の自治体よ、牧之原市議会に続け!

 2011年9月26日、浜岡原発の地元市の一つである牧之原市の市議会が県内で初めて「浜岡原発の永久停止を求める決議」を可決した。  英断である!  「確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限り」と言う文言は必要なかったが、市長が「どんなに地震や津波対応をしようと100パーセント確実に事故が起きないというものではない。再稼働は認められない」と言い切っているので、議会と市長の素晴らしいコラボレーションに満点を付け、惜しみない賛辞を送りたい。  それにしても素晴らしい議会であり、最高の市長だ。何よりも市民の安心・安全を考えての英断である。これでこそ住民のための地方政治であり行政だ。良識ある脱原発を願う国民の思いを全て言いきってくれたような爽快さを覚える。  それに引き換え、我が沼津市はどうかと言うと、栗原裕康市長は、9月26日の市議会で、核兵器廃絶平和都市宣言を持つまちとして、中部電力浜岡原子力発電所への廃炉への見解を尋ねた梅沢議員の質問に対し、「核兵器は地球にあってはならないが、原発は百害あって一利もなかっただろうか。豊富な電力が経済発展に大きく寄与している。沼津市として、浜岡原発は廃炉すべきとの結論には至らない。」と相変わらずの化石のような硬直した考えを示したが、冗談じゃない!「沼津市」としてはではないだろう。「栗原氏個人」としてはだろう。勝手に沼津市の見解とされては市民として甚だ迷惑である。百害もあって一理しかないのなら当然やめるべきだ。あの悪魔の産物によってどれだけ大きな犠…

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NHK ETV特集・原発事故への道程

 昨日(9月18日)のNHK・Eテレ(昔の教育テレビ)の番組・「シリーズ 原発事故への道程 前編 置き去りにされた慎重論 」は、いい番組でした。  よく「経済性優先、安全軽視」と言う言葉が使われますが、それどころか、安全性無視で我が国の原発行政が進められてきたことが如実に分かります。  「安全性なんてことを研究されたら、いかにも原発が危険なものと思われちゃうじゃないか。」と、笑いながら喋る原発推進者たち。当初から安全と言う言葉をかき消してしまった原発行政に愕然とします。  また、原発が火力よりもコスト高になると進言した通産官僚を、「こっぱ役人は黙ってろ!」と一喝した正力松太郎原発大臣の恐るべき野望、驚愕です。その正力松太郎の野望は今もなお読売新聞に受け継がれてるんですな。  多くの人に見てもらいたい番組です。  後編は9月25日(日)夜10時です。シリーズ 原発事故への道程・後編 安全神話の誕生  また、NHKオンデマンド(見逃し番組)で9月19日(月)午後6時から2週間配信されるそうです。 http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0925.html

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核兵器は抑止力となり得るか

 最近、北朝鮮、韓国、中国、ロシアの国境周辺での動きを報じるマスメディアが増えているように見える。  それに呼応するかのように、政治家等々影響力のありそうな人たちの日本に対する諸外国の領土的野心を訴える言動も目につくようになってきた。マスメディアの報道や著名人たちの発言の目的は、外国の脅威を訴えての軍備増強論である。特に、諸外国と対等に渡り合うためには、核兵器を保有するしかないと言った論調が大勢を占めている。核兵器を保有することは、諸外国の我が国の領土に対する最大の抑止力となると言うのが核武装論の根拠となっているようだが、核兵器は本当に抑止力と成り得るであろうか。  誰もが分かっていることだが、核兵器は実際に使ったら終わりである。放射能で汚染させてしまったら、その土地は使うことができず、従って占領もできない。つまり、核兵器で攻撃してしまったら、その戦争の目的である領土的野心を満たすことはできない。即ち、核兵器の保有はあくまでも脅しが目的であり、実際には使えない兵器であることは誰にでも分かっていることである。  また、核兵器は先制攻撃用の兵器であって、核兵器で攻撃されたらその報復で使用すると言う兵器ではない。何故なら、核兵器で先制攻撃を加える場合は、報復されないように、相手国を壊滅状態にするだけの弾頭数を打ち込む必要があるからだ。核兵器で攻撃される時は、日本の場合、この狭い列島に何十発と降って来ると思った方がいいだろう。着弾したら、例え核兵器を保有していたとしても報復する状態ではないと言え…

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行政の想定する災害の規模(例えば沼津市の場合?)

 6月21日の沼津市議会定例会一般質問において、沼津市の栗原裕康市長は、「福島の事故を理由にして原子力の平和利用の動きを止めてはならない」という考えを明らかにした、と新聞に報じられていた。良識ある人間ならば誰もがぎょっとする発言である。  沼津市と言えば、鉄道高架化一本やりの行政で、肝心の住民サービスが、周辺他市町に比べ疎かになりがちなため、市民の流出の止まらない街として、この周辺ローカルでは有名であるが、肝心の沼津市はそれに気づいていない。  県東部の中核を自認し、周辺市町を吸収して政令指定都市を目指すも相手にされず、目標を下方修正して中核市を目指すも、これもまた目処はない。このご時世に膨大な借財を抱えているにもかかわらず、その借金を更に増やそうと言う、前時代(昭和)の博物館的構想に囚われている裸の王様であるのだから、周辺市町に愛想を尽かされるのも無理からぬ話である。  実は、この街には鉄道高架化よりももっと重要なことがあるのである。いやいや、そんなレベルではない。一刻も早く対策を講じなければならないことである。  それは、狩野川左岸の第三&第四校区と呼ばれる上香貫&下香貫地区、それにその延長として静浦、内浦、西浦、戸田まで続く、山が海岸線まで迫った細長い海岸地区である。これらの地区は東日本大震災クラスの津波が来たら一飲みにされてしまう地区である。  静浦、内浦、西浦、戸田地区には、現在海岸に沿って高さ何メートルかは分からぬが小高い鉄骨製のマモル君タワーとか呼ばれている避難タワ…

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ナターシャ・グジーコンサートのご案内

 おかげさまで大盛会でした。  小山町に舞い降りた天使・ナターシャ・グジーの水晶のような歌声に多くの人たちが涙を流して感動しました。  ご協力、ありがとうございました。  3.11東日本大震災以来、心安らかなる時がない。特に原発の問題は深刻だ。福島第一原発に収束の目処が立たない限り、本格復興も見えてこない。  また、復興後も原発がある限り、同じことは必ず起きる。いや、起こす。原発事故は自然災害ではない。人間が起こすものである。原発がある限り、どんなに安全対策を講じようと、必ずや、また、同じ過ちを犯すことになる。不完全な人間のやることに絶対はあり得ない。だから、その原因である原発を全廃することは、良識ある人間としては当たり前の考え方である。また、放射能の脅威におののきながらの生活を我々に強いる権利は何者にもない。  しかし、世界には原発が無ければ経済は成り立たない。したがって豊かな生活は送れないと、人間には知恵も工夫もないとばかりに洗脳されてしまった人たちが多過ぎる。そういう人たちが多数を占める限り、政治的な手法で脱原発を成し遂げることは不可能だ。  手はない!既存の手法であるデモや集会や署名やシュプレヒコールが、あの厚顔で強欲な原発推進者たちに効果があるとはとても思えない。そして、雇用を求める原発を立地する地元の人たちに、原発立地によりもたらされる雇用に代わる雇用を生み出さない限り、更には、原発以外の発電システムを構築しない限り、脱原発の叫びが理解されることは無いだろう。手詰ま…

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お役所仕事とそのご都合主義(選挙管理委員会編)

 今月は統一地方選挙とかで、私の住む街でも10日に県議会議員選挙、24日に市議会議員選挙があるそうだ。  この非常時に月に二度の選挙とはとんでもない。どうして一緒にできないのだろう。第一、経費の無駄遣いである。疑問に思うと腹に仕舞っておけない質は死ななきゃ治りそうもなく、無理に我慢するのは健康に良くないと(笑)、早速、市の選挙管理委員会に電話。  電話に出た選挙管理委員会の職員にその旨伝えると、「ちょっとお待ちください」と困ったような声で答えてから、ちっとも応対しない。多分、誰か他の者に振ろうとしているなと想像は容易に付く。大分経ってから、誰も代わってくれなかったのか再び同じ人物が電話に出た。  「これは国の方で決めたことでして・・・」と、どうも歯切れが悪い。  「それはおかしいな。先日、地震の被害が大きかった浦安市の市長が、選挙どころではないと、選挙は行わない旨発言したところ、選挙をやるかやらないかは市長が決めることではない、市の選挙管理委員会が決めることだ、と片山総務相が一喝したではないか?国にとやかく言われずとも市の選管の良識で決められるのではないかね?」と再度尋ねると、「選挙日程については法律で決められているので、市の方では何とも・・・」とまたまた歯切れが悪い。  「本当に法律で決められているのかね?では、確かめるので、総務省の担当部署とその電話番号を教えなさい。」  すると、「総務省・選挙課になります。電話番号は03-5253-5566になります。」と今度ばかりは歯切れの良い…

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e-Taxで大失敗

 最近“e-Tax”と言う文言をよく目にする。  私自身は給与所得者であり年末調整で済ませているので、e-Taxなるものは直接関係はないのだが、会社名を宛先として所轄の税務署より度々宣伝の郵便物が届くので簡単な知識だけは持っていた。  また、この時期になると“確定申告”なる言葉が良く話題に上る。先日も知人から「確定申告は済んだかい?」と尋ねられた。「いや、サラリーマンで所得も少ないから確定申告の必要はないよ。年末調整で、間に合ってる。」と答えたところ、知人は 「毎年のことだが、この時期は面倒くせえなあ~」と言う意向であった。  そこで、「e-Taxにすれば?・・・パソコンで申告書を作って送信すればそれでOKらしいよ。税務署に足を運ぶ必要もなく、しかも、最初の一回だけだけど、税金を5千円まけてくれるらしい。」と、よせばいいのに余計なお節介を言ってしまった。それが大失敗の元だった。  日頃から、「お役所仕事と、そのご都合主義(税務署編)」、「お役所仕事と、そのご都合主義(社会保険事務所編)」、「お役所仕事と、そのご都合主義(社会保険事務所編その2)」、「お役所仕事とそのご都合主義(金融庁編)」、「お寒い行政・その1」、「お寒い行政・その2」等々(まあ本当の事だから仕方ないのだが)、お役所の批判ばかりしているので、その罪滅ぼしと言う訳ではないが、ちょっとばかり持ち上げてやって馬鹿を見た。やはり慣れないことはするもんではない。  と言うのは、昨日その知人より連絡があり、「“風”さんの言う…

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身近なエコ対策

 長年使っていたM電機製の石油ファンヒーターが点火しなくなった。1999年製であるから、廃棄しようかとも迷ったが、偶々、そのメーカーのサービスステーションが市内にあったので、取敢えず見てもらうことにした。  「見積もりますか?」と言う職員に「今、買い換えるといくらぐらい?」と尋ねると、「もう生産しておりません。買い替えの場合は他社製品になりますが、同程度のもので3~4万でしょう。」と言う答えが返って来た。  「そうだね、修理代があまり高額なら買い換えた方がいい場合もあるね。では、一応見積もってください。」と答えると、「修理しない場合は、見積もり代1,500円かかります。それと、その場合は品物は持ち帰ってください。」とのこと。  「修理しない場合は、1,500円は勿論払いますが、品物は返してくれなくていいですよ。」と言うと、「廃棄はしておりませんので引きとて下さい。」ときっぱりと断られた。  (ええっ!この時代、不要になった自社製品を引き取らない会社がまだあるのか?)とも思ったが、出店の女子職員とやり合っても詮無いこと。「ハイハイ分かりました。」と、私は修理しない場合は、見積もり代1,500円の支払いと製品の引取りと言う2つの条件を了承した。  1日2日経って、そのM電機のサービスステーションから電話があり、修理代は15,000円と告げられた。検討して返事すると言って電話を切った。  このエコ時代、まだ使えるものを簡単に捨てるのは忍びないことだが、3~4万で買い換えができて、しかも1…

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お寒い行政・その2

 昨日のことであるが所用があって西浦方面に出かけた。寒かったが、ちょっと時間があったので、そう言えば、西浦平沢にできた“ラララサンビーチ”とやらはどうなっただろうか?と、見学してみようと言う気になった。  白い砂に碧い海。なかなか綺麗な砂浜である。恋人と来たら腕を組んで散歩したくなるであろう。いや、私のように一人で来ても砂浜をそぞろ歩きたくなる風景だ。  しかし、この辺りはかつては波打ち際に大きな岩がゴロゴロと転がる磯であった。  丁度今頃から2月にかけては、その岩に付いたナノリやイワノリを掻き集めるため、この部落のご婦人達が総出で作業に携わっている光景を見ることができた。また、子供たちは、“イイッコ”や“シッタカ”や“トコブシ”等の磯もの取りの遊びに興じることもできた。  もんぺを穿いて頭を手ぬぐいで覆ったオバサンたちが、磯のあちこちに散らばり、ナノリ掻きに打ち込んでいるいかにも日本的な光景を目の当たりにすると何故かホッとしたような気分になったものだ。それがこの辺りの、春が間近に迫った冬の風物詩でもあった。もう、そう言う光景も眼にすることはできない。ふるさとが失われたような淋しさがこみ上げてくる。  みかんと漁業を生業とする半農半漁の閑村。寒村ではない閑村だ。閑村なる単語があるかどうかは知らぬが、そう言う言葉を使いたくなるほどのどかな営みが、かつてそこにはあった。  一見綺麗な海。それは今が冬だから。  自然を破壊し、潮の流れを止め、従って潮流によって海…

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お寒い行政・その1

 先週の日曜日のことであるが、そのまた1週間ほど前の地元の地方紙に、「御用邸記念公園の蝋梅が咲き始めた。しかし、見頃はまだ先のことだろう。」と言う記事が載っていたことを思い出した。日曜の混雑は嫌いだが、日頃から“思い立ったが吉日”をモットーとする身にしては見頃を逃す訳には行かない。そろそろいいだろう?と出かけてみることにした。  行ってみると、豈図らんや、駐車場はガランとしていた。「随分人気のない公園だな(その理由はほどなく分かる)。」と心の中で呟きながら、駐車場代300円を払う。  松をはじめとする木々の点在する駐車場を歩き、公園の入り口の門をくぐってがっかりした。右側の植え込みに背丈ほどもない素心蝋梅の幼木が数本あったが、どれも数えるほどしか花を付けておらず、三分咲きにも程遠い。しかし、園内にはもっとマシな木があるだろうと淡い期待を抱いて、入園料100円を支払い中に入る。駐車場も公園もともに沼津市営である。  入り口付近の西附属邸周辺の蝋梅はみな木自体がまだ小さく花も殆ど付けておらず見るべきものはない。西附属邸から更に西側の庭園に進むと、そこそこの蝋梅の木が1~2本あり、三分咲き程度に花を付けていたが、残念なことに植え込みの奥の方に植えられており、遊歩道から随分と遠く、蝋梅の花を愛ずる環境ではない。蝋梅と言う花は、その蝋細工のような花弁の様子、また、なんとも言えぬ良い香りを楽しむ花である。でき得れば鼻を花にくっつけクンクンしたいのであるが、こうも遊歩道から遠いところに植えられてしまってい…

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2007年を振り返り、心して迎えなければならない2008年

 先日友人に会った折、「おい、どうした?最近斬るのやめたんか?」と言われた。何のことか分からず、「えっ!?」と聞き返すと、「ブログさ・・・最近書いてないじゃん。以前は時々見ては、オオッ!斬ってる斬ってると楽しみにしていたんだが、諦めの悪い“風”も、流石にもう諦めたんかな?この世の中、どうあがいても良くなりはしないよ。」  一昨日で仕事を納め、漸く年末年始の休みに入り、自分のブログを見返してみた。なるほど、8月19日の軍部台頭を髣髴させる守屋事務次官の言動(←クリック)以来、書いてない。  友人に言われたとおり、無意識の内に諦めてしまったのかもしれない。もうこの世の中はダメだ。良くなりはしないと・・・。  しかし、あの事件は今になって思えば滑稽であった。事件発生当時は、私には強面の守屋氏が犬養首相を暗殺した急進派の青年将校にも思えたのであるが、掴まえてみれば、そんな純粋な国家主義ゆえの決起ではなく、単に、元をただせば我々の税金を、日本ミライズや山田洋行を経由させて自分の懐に還流させるがための、ユスリ・タカリの類の事件で、勇ましい青年将校を髣髴させるどころか、ネズミ捕りにかかった哀れな一匹のネズミが、既得権である甘い汁を守りたいが一心で、女性大臣にすごんでみただけの話だったのだ。  滑稽ではあるが、軍国主義者のクーデターではなく、単なる収賄事件で本当に良かった。今では、この御仁に感謝しているくらいだ。結果的に彼は、右傾化まっしぐらの日本に警鐘を鳴らしてくれたとも言えるのだから。  こ…

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