ビッグマウスがミッキーマウスに変わった瞬間

 大きく成長を遂げた本田君に感服である。  無回転で美しいまでの弾道を描いてゴールに突き刺さったフリーキックも印象的だったが、それよりも、3点目の岡崎のゴールをお膳立てしたプレーには、我が目を疑うほどの驚きであった。  あの場面、貪欲に2点目を取りに行っても少しもおかしくない場面であった。例え失敗しても、あの展開でのシュートなら文句をつける者も居なかろうと思われる好機。あそこで岡崎に渡しても必ずしも成功するとは限らない。にもかかわらず、それでも態々と言っていいくらいのプレーで岡崎にパスを出している。そこには「俺が俺が」の裸の王様の本田はなりを潜め、チームプレーに徹する本田がいた。  「あそこで2点目を取れなかったのが、オレがストライカーになれない理由でしょう。試合前、岡と、『俺も点取るから、お前も後から入って来て点取れよ。』と話していたので、取れて良かった。」と悪びれずに試合後のインタビューに答える人情味豊かな本田にとても好感がもてた。  2年前、反町五輪監督を批判・・・と言うよりもコキオロシタ小憎らしい本田と同一人物とは思えないほどである。  また、昨年の9月頃には、監督の指示でオーバーラップするDF長友に対し、「オレのスペースを消すな」と、超利己主義な暴言を吐いた本田とはとても思えなかった。あの頃の本田は、味方からパスも貰えずピッチで孤立する裸の王様であった。しかし、W杯決勝トーナメント進出を決めたデンマーク戦の本田は昨年9月の本田とはまるで別人で、完全にチームに融合し、二本目のフリ…

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日本代表なんのその、今年もエスパルスに期待だ

 「サッカー日本代表チームに興味がなくなっても、まだまだサッカーファン。」と言う副題をつけたい。  愛すべきジーコを応援するため、サッカーブログとして立ち上げた我がブログであったが、そのジーコに期待を裏切られ、オシムでうんざりし、こともあろうにフランスワールドカップで代表監督の器ではないことは既に立証済みだったはずの岡田監督の再びの就任で、代表チームへの興味は決定的に薄れ、今や写真ブログに変身している。  ふと、スポーツニュースに目をやると、ワールドカップ4位以内を目標に掲げた日本代表チームが東アジア選手権で3位だって?  ほほ~っ!スゲエもんだ!アジアも強くなったものである。世界4位を目標とするチームが、ヨーロッパから見れば辺境の地・極東の4チーム中3位。つまりブービーってわけね。(爆  と言うことは、中国、韓国、日本は世界の三強の可能性もある訳で、この事実、ヨーロッパのサッカー関係者が知ったらなんと思うだろう?このとんでもない奢った発想、穴があったら入りたい。  で、地元開催の東アジア選手権でブービーに終わり、代表監督の去就問題が浮上して、2月15日に東京・本郷のJFAハウスで日本サッカー協会の犬飼基昭会長、原博実強化担当・技術委員長と、当の岡田監督とが緊急3者会談を行ったとニュースが流れ、愈々監督交代か?と期待に胸ふくらませたサッカーファンも多かったろう、が、結果は予想通り、犬飼会長は「6月のW杯南アフリカ大会まで全面支持する。岡田監督でW杯を戦う」と万歳発言!!こりゃ…

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岡田ジャパン、ガーナ戦

 オランダ戦前半の素晴らしい展開に比べると、特筆すべき内容はなかった。全体的に選手の疲れが目立ち、パスもディフェンスもミスの多い試合であった。特に、国内では不動のインナーバック(二人いるのはおかしいが一般的にはセンターバックと呼ばれているポジション)の二人が、ピンポイントのアーリークロスに対応できないと言うもろさを露呈した。(岩政をベンチに置いておくだけではもったいない。岩政を起用し、いっそのこと田中マルクス闘莉王はFWで起用してみればいいのに・・・と思うのだが)  しかしながら、一瞬の気の緩みが招く悪夢のような結果を、練習試合で確認できたことは良かった。  現代サッカーではピンポイントのアーリークロスが雨あられのごとく飛んで来るだろうから、これに対応する経験を積んでもらいたい。逆に、レベルの高い守備を崩すには、小野伸二得意の、このピンポイントのアーリークロスは実に有効であるから、ジャパンもこれを多用すべきである。それにつけても何故に小野伸二がこのピッチに居ないのであろうか?  2009年9月6日付記事・「 岡田ジャパン、オランダ戦」でも書いたように、もう代表チームのピッチで本田の顔を見ることはないと思っていたが、 後半途中から投入されたことは驚きであった。やはり岡田が普通の監督でないことを証明した。もしかしたら、野球で言う敗戦処理のような投入かな?三浦カズの時のように晒しものにするつもりなのか?と岡田のアブノーマル振りを邪推したが、結果は思いもよらぬ逆転劇。尤もこの逆転劇に本田は何も仕…

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岡田ジャパン、オランダ戦

 サッカー岡田ジャパンの昨夜のオランダとの練習試合、すこぶる評判は良くないようだが、そうだろうか?  2008年8月14日付記事・「サッカーを知らな過ぎる日本のジャーナリストたち」或いは、2009年9月4日付記事・「岡ちゃん、何言ってるの?」で散々けなしておいて、 天の邪鬼!と言われそうだが、昨夜の試合は近年稀にみる収穫の多い試合だったと思う。    前半のデキは素晴らしかった。FIFAランキング3位の強豪オランダ相手に一歩も引けをとらなかった。むしろどちらが強豪か分からないくらいのいいデキ。前半に限って言えば日本サッカー史上最高のデキと言ってもいいくらいレベルの高い試合運びだったと言ってもいいだろう。ただしシュート力に関しては日本サッカー開闢以来全く進化していないので、結果は無得点ではあるが、これは如何ともし難い事実であり岡ちゃんの責任ではない。シュート下手は日本人の運命的特質と考えるしかない。  しかしながら、それを踏まえ、前半のような試合を後半も続けられれば、強豪に一泡吹かせるのも夢ではないと言う光明を感じることができたのではないか。手堅く守り、ワンタッチパスで素早く攻め上がり、下手な鉄砲も数撃てば90分の内には1点ぐらい取れるだろう。  チーム一丸となって守り切り、1点をもぎ取ることができれば、ベスト4は無理でもベスト8は夢ではない。  さて、後半だが、あれは未必の故意である。  前半あれだけいい戦いをしていて、後半初っ端からメンバー交代をする監督は普通いない。岡田監督が…

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岡ちゃん、何言ってるの?

 パソコン立ち上げ、ヤフーのポータルサイトを開くと本田が王様宣言!個人主義に岡ちゃん困ったと言う見出しが目に飛び込んできた。  ハハハ、然もありなんと早速クリックすると次のような記事。  サッカー日本代表は2日、練習を行い、オランダ戦への先発が確実視されるMF本田圭佑(23)=VVVフェンロ=が、リーグ5戦5発の絶好調ぶりも手伝い、“王様宣言”をさく裂させた。サイドの攻防戦がオランダ攻略のキーとする岡田武史監督(53)の指示でオーバーラップするDF長友佑都(22)=FC東京=に対し、「オレのスペースを消すな」とクギを刺した。超個人主義レフティーの起用が、果たして吉と出るか凶と出るか。     ◇  ◇  そこのけ、そこのけ、HONDAが通る。10分ハーフの紅白戦後、本田は長友を呼び寄せた。北京五輪をともに戦った同僚に放ったのは、衝撃的なオレ流宣言だ。  「サイドバック(SB)の内田と(長友)佑都には『上がり過ぎるな』と言った。自分が上がったときにチャンスになると思っているようだけど、オレも(自分が)1対1のときはチャンスと思っている。(上がって)『オレのスペースを消さないでくれ』と言った」。自らの考えで、サイドでの数的優位を目指すSBを抑えつけた。  本田はVVVで守備免除の特権を与えられ、攻撃の中心として活躍する。「海外で戦うために性格を改造した」と言い切り、今季はリーグで5戦5発と絶好調。個人主義で成功をつかみ取った。  だが、長友と内田の積極的な攻撃は岡田監督の指示でもある…

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枝村匠馬・・・で、今年はエスパルスに期待・・・したい・・・

 敬愛するジーコさんが日本を去って以来、サッカーへの興味が半減してしまい、それは代表だけでなく、Jリーグや高校サッカーへの興味にも影響を与え、このところ全てのジャンルの試合観戦から遠ざかっていた。  最近バーレーンに零敗し崖っぷちとかのニュースも伝わってきたが、今となっては別にどうでもよい。2010年は運が良ければでれるだろう程度に考えているので、勝っても負けてもどっちでもよい。このタイミングでの指揮官交代もリスキーだろうから、専ら2014年を考えているのでそんなことに一喜一憂する必要はなくなったのだ。  しかし、去年は終盤に来て、かなり面白い試合をいくつか見せてもらえた。それは西野のサッカーであり、高校選手権の前橋育英と広島皆実の試合であった。  正直ガンバがあそこまで面白いサッカーを見せてくれるとは思いもよらなかった。これと言って突出した選手が居る訳ではないチームをあそこまで仕上げたのは、ひとえに、最後まで攻めの姿勢を崩さない西野監督の功績だろう。また、技術的にも面白いパス回しで、見ているものをより楽しませてくれた。金を払う価値のあるサッカーだ。次の代表監督は日本人なら西野、外人ならストイコビッチがいいな。と言っても協会の石頭連中には分からないだろうが・・・。  高校サッカーでは前橋育英の思いっきりの良さが目を引いた。遠目からでも迷わずシュートを打ってくるサッカーは見ていて気持ちがいい。反対にゴール前で「お前が打て。いや、そちらでお願い」とばかりに、パスをこねくり回すサッカーほど見てい…

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オフト氏が監督復帰

 Oh!福田さんが総理辞任したんで、遂に岡田君も代表監督辞任したか?と思いきや、なんだ、ジュビロのことか???  それにしても握手しただけで、「・・・首相のすべてが分かった。純粋さが伝わってきた。政治家として腹黒くないので人気が出ないのではないか・・・」と語った石井慧君、大したものだ。このとき既に、福田さんの決意を見透かしていたのだから。  人間、死を決意した時(総理を辞するは政治家としてそれに等しいことだろう)には、心の中はピュアになるらしい。福田さんも辞任会見では、心持清々しい、いい顔をしていた。  これに対し、「放り出すとは無責任だ」と言う相変わらずのマスコミの批判が多いが、もし、辞めていなければ、これはこれでまた、「総理の椅子にしがみついている」とか、「連綿として潔くない」とかの批判が十字砲火の如く浴びせられたであろう。誠、責任ある地位とは、就くことも辞めることも難しいものだ。しかしながら、これと言った策がなかったなら、世のため人のためサッサと辞めるに限る。これが潔さだ。  さて、岡田君だが、練習試合で大学生チームに負け、最早これまでと思わなかったのだろうか?  未だ核となる選手を決めかねている目利きの立たぬ迷監督、バーレーン戦に監督生命をかけるらしいが、それでは遅すぎる。今が崖っぷちなのだから、その後では崖から転落しているではないか。その時はもう誰も助けられぬであろう。  面白かったのは、その前日、練習で中沢がスローインしただけで、これぞ対バーレーン戦の秘策、素早いリセットこ…

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岡田ジャパン、見限ったぞ!

 ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア最終予選初戦のバーレーン戦のメンバー20名が発表されたと言う事なので、確認したところ・・・Oh!No!!・・・なんと!小野の名前がないではないか。よもやとも思っていたが、やはり・・・。  前回の練習試合で小野を召集し、オシムよりはマシな男と思ったばかりであるが、たった一試合でこう言うことになるとは、なんと辛抱の足りない男!代表監督の器ではない。サッカーの何たるかが殆ど分かっていないと評価せざるを得ない。  日本全体を見渡して、小野伸二以上の選手がどこにいると言うのだ?  如何に天才と言えども、サッカーとは一人でできるスポーツではない。周りの選手とのコンビネーションによってデキが決まるのである。偶々巧く行かなかった一試合の結果だけを見て、結論を出すとはあまりに短慮が過ぎて話にならない。  しかも、中盤にまたも、よりによって判断の遅い選手を呼ぶとは・・・。いくらPKが巧くったって、トラップしてからパスの出しどころを探すようでは世界のサッカーには通用せんぞ!Jリーグと世界では全然違うのだ。  松井、中村、長谷部に存分に実力を発揮してもらうには小野の力がどうしても必要なのだが、それがわからんのか!?  オシムに続き、またも素人監督に日本サッカーが翻弄されるかと思うと、無念でならぬ。  これでは本戦出場は厳しくなるばかりである。  次戦で進退をかけているようだが、次に負けるようではもう後もなく、監督が代わったとて本戦出場は難しいだろう。  残念だ…

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サッカーを知らな過ぎる日本のジャーナリストたち

 三戦全敗に終わった五輪サッカー男子一次リーグが終わって一夜明けてのスポーツ紙の報道を見ると、「史上最悪」とか「初の勝ち点無し」とかセンセーショナルに報道しているが、笑止千万である。  サッカーに限らずスポーツの世界は、「勝てば官軍、負ければ賊軍」の世界であるから、ある程度は仕方ないが、それにしても世界のサッカー事情を知らな過ぎるジャーナリストのアジテーションとも言える報道振りに呆れる。  今回のB組のオランダ、ナイジェリア、アメリカはいずれも日本よりは格上。結果としてはむしろ順当な結果である。それに本戦に出場できない時期も長かった我が国にしてみれば、別に「史上最悪」とか煽るような出来事ではなく、選手選考と戦術を誤らなければ、場合によっては勝ち点の3~4点を獲得することは不可能ではなかったので、若干悔いは残る大会であったと言うのが実情であろう。しかし、その選手選考では、どうも反町に全権が委譲されていなかったのではないかと訝りたくなる点が多々あり、協会のバックアップ不足に反町も随分と苦労したであろうと、こう言うつれないアホな報道を見るにつけ、今更ながら同情したくなるのである。  反町監督は「悔いはありません。2年間で選手たちのプロ意識を高める手助けをした自負はある」と強がった、と、報道にあるが、敗軍の将は兵を語らずであるから、プロ意識が高まった選手が居たかどうかは別として、このくらいの締めくくりの弁は止むを得なかろう。  それよりも、許しがたいのはスポーツマンシップと言う幻想そのもの…

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お前もか!?五輪サッカー男子

 いやはや、まだ開会式前と言うに、オリンピックへの興味は既に半減。  サッカーファンとしては、女子に続いて男子までもが期待を裏切る戦いぶりに・・・。なんとも情け無い。  女子は縦に直線的に攻め上がるだけで、それをことごとく跳ね返され、まるで二百三高地を見ているようであった。単調で工夫というものがまるで感じられない。リーグ戦の残り試合の相手を考えると負けに等しい引き分けだろう。  男子は、と言えば、格上相手の試合、負けは仕方ないとしても、負け方がよくない。勝てるチャンスがあっただけに悔しさが残る。選手はそれなりに頑張ったのであろうが、サッカーやってたのは内田ただ一人。ここにオーバーエイジで中沢と闘莉王と小野伸二が居て・・・水野は怪我のようだから仕方ないが、せめて枝村が居たらと思うのである。  反町は郷土の後輩でもあるし、一浪してサッカーで、ではなく勉強で慶應に入った苦労人と聞いていたので、頭も悪くなさそうだし、少しは期待していたのだが、少々がっかりである。  あまりけなしたくなかったので、オーバーエイジ枠候補に大久保、遠藤の名前を挙げたあたりから、「この男、何考えてんだ?」と思うようになり、水野、枝村を外した時点で見限り、U23のチームには目を向けないようにしていたのだが、本番を見ないわけに行かないのでテレビを点けたが、やはりやめておけばよかった。  「何を考えているんだ?」と言えば、ジャパンのナショナルチームにいくらなんでも1トップはないだろう。  内田が右サイドから…

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岡田ジャパン

 昨日の試合は、あまり褒められたものではなかったが、それでも監督が岡田に代わってから随分と良くなってきている。特にこの前の試合ではポテンシャルを感じることができ、且つ、チームの雰囲気の良さも感じ取ることができた。  これは別に岡田が有能な監督と言うことではなく、今のところ、単なるリバウンドと考えた方が良いだろう。まあ、日本サッカーを全然知らない前任者の的外れな指揮で沈滞していたチームが、普通の状況に戻ったと言ったところだろう。物事には必ずリバウンドがあるものである。  昨日は兎も角、その前のホームでのオマーン戦のデキが良かったため、これから少しは期待できると思ったのだが、期待すると直ぐにこうなるので迂闊な期待は禁物である。  特に大久保!彼はジーコ監督時代にキャパクラでの乱痴気騒ぎで愛のムチを受けたにも関わらず、その教訓を活かす事ができなかった。チャンスを自ら潰す人間に将来性は感じられない。  さて、チーム事情が良くなった原因だが、それはやはり中盤であろう。中盤に松井一人が入っただけで随分とクオリティーが向上した。中盤にはファンタジスタは欠かせない。中村、長谷部、松井の三人の人選には文句のつけようが無い。これに小野伸二が加われば、涎の出そうな中盤になる。問題は、岡田に伸二を呼べるだけの度量と伸二を使いこなせるだけの器があるかどうかだ。  小野伸二を巧く使いこなせたら、並みの監督から一気に一流監督の仲間入りができるのだが、さて、最後に残された楽しみなサプライズである。  中沢…

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サッカー男子・東アジア選手権を終えて・・・

 中国選手の目を覆いたくなるようなラフプレーとハンドボールの“中東の笛”にも匹敵する北朝鮮主審の酷いジャッジのみが目に付いた大会であった。  普段からことあるごとに、日本の過去の侵略行為を非難し続ける両国ではあるが、スポーツにこう言う問題を持ち込むのは良くない。折り悪く、毒入りの冷凍食品の問題で勘違いな逆恨みもあってか、旧日本軍の重慶爆撃を持ち出して選手を鼓舞するとは、あまりにも程度が悪すぎる。こんな大会ならない方が良いだろう。元々、ワールドカップのアジア予選に比べれば親善試合或いは調整試合、もっと悪く言えば練習試合みたいなものなのだから、サッカーで双方の国民感情が悪化するようなことがあるようなら将来的には中止にした方が良いだろう。  まあ、大会の存在意義はいいとして、この大会、日本チームは良くやったのではないかと思う。優勝を逃したのでいろいろな批判もあろうが、メンバー的には何処の国も主力を欠いたチーム作りで大会に臨んでいるので、勝敗はあまり意味がない。それより、中国戦においては一人カッカしていた指揮官に比べ、選手達が意外と冷静だったので見直した。それと同時に、大会を通じて日本チームに言える事は、監督の色と言うか、監督の戦術・戦略と言うものがあまり感じられない戦いぶりのチームであった。殆ど個々の選手の判断で試合を運んでいたように感じられたが、監督の意図でそうなったのであれば、「なかなかどうして大物監督かもしれない。」などと思いながら観戦していたが、試合終了後のインタビューでフテ腐ったように…

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東アジア選手権日本代表メンバー発表から

 サッカー東アジア選手権の日本代表メンバーが発表され、高原、巻、大久保、阿部等が出場を回避したことに対し、非常事態だの「岡田構想が大きく崩れた」だのとマスコミは大騒ぎだが、ちょっと過剰に過ぎる反応ではなかろうか?他のメンバーに失礼である。  特にFWに関しては、絶対的な信頼を勝ち取っている選手はまだ居ないので、誰が出ても大差はないだろう。むしろ気迫を一番感じられる播戸が残ってよかった。  また、追加召集された田代は楽しみである。  Jリーグやアジアで戦う場合は今の戦い方でも良かろうが、世界で戦う場合は田代は必要不可欠なプレイヤーとなろう。  南米、ヨーロッパ、アフリカ勢と言ったテクニックでもフィジカル面でもはるかに上を行き、しかもプレスの速い相手と戦う場合、日本はどうしたらよいかと言うと、それは比較的プレッシャーの少ない両サイドからのアーリークロスやボランチからのロングフィードを確実にものにできるフォワードを持つことである。日本人選手で、そう言った省エネ戦法で得点できる可能性を最も秘めているFWが田代と、まだ召集されていないで李忠成ではなかろうか。また逆に、そう言う選手が前で張っていてくれた場合、両サイドやボランチの位置から正確なロングパスを出せる選手が小野であり、俊介であり、水野である。トップ下に長谷部か大久保或いは山瀬を置いて左サイドに中村、右サイドに水野、ボランチに小野を配置すれば、初めて4バック・中盤ダイヤモンドの陣形が威力を発揮するであろう。その時は4バックの両サイドは無理をして…

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チャレンジカップ・ボスニア・ヘルツェゴビナ戦を見て

 内容は兎も角、勝てたことは良かった。  某スポーツ紙を見ると、「日本は私が指揮していた頃より進化している。びっくりした」と評価したトルシエに対し、川淵キャプテンは酷評したらしいが、私が行司だったらトルシエに軍配を挙げるな。川渕君や釜本君がやっていた頃に比べれば雲泥の差だよ。まあ、これは博物館時代の話だから意味ないが、直近のオシムジャパンに比べても格段に進歩している。  ところで協会のキャプテンには定年はないのかな?長期政権はそれだけの理由で腐敗する。それを防ぐにはトップは長期間居座らぬことだ。そろそろ限界だろう。  おおっと、またまた脱線。本題に戻ろう。  中盤のデキはとてもじゃないが満足できるようなものではないが、駒野、内田の両サイドバックの動きがチリ戦に比べ格段に良くなっていたことは評価できよう。この二人を起用したことだけで岡田の可能性を少しは期待できる。  気がかりなのは内田のオフェンス面は良くなったが、ディフェンス面にまだまだ難があること。阿部との受け渡しが巧く行っていないように見えた。ここは阿部がきちんと内田をコーチングすべきだ。内田の良さは、足も速いが、それにも負けない判断の速さ、そして思いっきりの良さ。その速い判断が、時として間違っていることもあるが、サッカーでは正解不正解よりも判断の速さが魅力。まだまだ伸び代のある子なので、阿部がしっかりコーチングして行けばミスも減るだろう。  バックラインはまずまずだが、問題は中盤だ。  海外組みの小野、中村、長谷部、水野、松…

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キリンチャレンジカップ・チリ戦を見て

 当初、サッカーブログのつもりでスタートした我がブログも、途中オシムの代表監督就任で、「もう代表の試合は見ない!」と宣言してしまったので、その後はすっかり写真ブログに変身してしまった。  と言う事で、久しぶりにサッカーに関する記事でも書いてみようかとあいなった。  練習試合とは言え、久しぶりの代表の試合であったが、オシムの後を請けた岡田の実力はフランスワールドカップで確認済み。今更、さほど興味はなかったが、その後の成長の跡は見られるかという意味合いもあって少しだけ見た。  岡田と言うと拙者にとっては、サッカープレイヤー或いはサッカー指導者としての人物像よりも、カズと北澤を非人間的な手法で晒し者にした陰険極まりない人物と言う印象しかない。フランスワールドカップでの印象も「小野を最初から投入すればいいのに・・・」ぐらいだろうか?  そう考えると、実績を買っての起用と言うよりも早稲田閥人事或いは古川電工閥人事と言ったところだろう?  それはさて置き、昨日の試合だが、新聞によっては4-1-3-2とか訳の分からないフォーメーションの説明をしているところもあるが、要するに4バック。  4バックの場合、中盤をどのように配置するかだが、今回はどうやらダイヤモンドにしていたようだ。海外組みがメンバーに入っていないあのチームでは、ああするしかなかったのだろう。  強いて言えば、若手では現時点で、実力・将来性ともにナンバー1・2の有望株である駒野、内田の両サイドバックの起用は適切であろう。しかし、あの二人…

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ころころ変わるオシムの言い訳

 つい先日、某スポーツ紙で、「アジアカップに監督生命をかける。三連覇は当然の目標。アジアカップで結果を出せなかったら責任をとる。日本はアジア最強・・・」と言う旨のアジアカップにかけるオシムの決意のほどを目にしたばかりであったが、あれは、夢か幻だったのだろうか???  一試合終わって早くも「アジアカップは単なる通過点で、目標は2010年のワールドカップである」と、手回し良くアジアカップ惨敗の言い訳を始めた。  監督がこんなことを言ったら、勝つもりもないようなつまらない試合、ファンはもう見る気もしないではないか。なんと言う愚かな監督だ。それを放置する協会は感性のかけらもないし、サポーターを馬鹿にしきっている。  梅雨時とは言え、どうも話がじめついている。そう言えばオシムの顔、梅雨時のような顔をしている。最近ブラウン管に梅雨時に似合う陰鬱な顔が多い。安倍さんしかりオシムしかり・・・そうそう、暗くはないが、あの太ったアマガエルのような顔をした何処かの党の幹事長、あの顔もみたくないなあ~。やはり梅雨時ゆえアマガエルの季節か?  思えば、ジャパンの代表監督にオシムが就任して以来、ずっとオシムの悪口を書いてきたが流石にもう飽きた。書いてる方が飽きたのだから、読む方はもっとうんざりだろう。もうオシムのことはやめにする。アジアカップが終わって、まだオシムが監督やっていたら、私は日本サッカーと決別しよう。  私に限らず、あの爺さんの苦虫を噛み潰したような顔が、茶の間に似合わないと思っている人は多い。…

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礼儀をわきまえぬオシム

 アジアカップ初戦終了後の監督インタビュー・・・なんだあれは?ふて腐ってインタビュアーに食ってかかったとしか思えない態度。あの無礼な態度を、日本サッカー協会は何時まで許しておく気だろうか?  第一、自分で選んだ選手ではないか!自分で作ったチームではないか!!ファンもインタビュアーもあんなチームを望んではいない。  選手やチームの不出来を攻める前に、自分の目利きのなさ、チーム編成能力の乏しさを責めよ。  奇をてらった選手起用、奇をてらっただけのフォーメーションでは、得意とする言葉遊びのようなわけには行かない。  オシムの試合は見るつもりはなかったのだが、最近、茶の間で見たくない顔が多いため、そう言う連中がブラウン管に写る度、忙しくチャンネルを替えていたら、偶然にも見たくないオシムのインタビューシーンが目に飛び込んできてしまった。(笑  プロスポーツは人気商売。謂わばタレントと一緒だ。インタビューであんな風にふて腐る奴は犯罪を犯して芸能界を追放されることが決定的な奴だけだ。  インタビュアーも情け無い。しどろもどろの応対であった。「無礼者!」と一括して日本の作法を教えてやればよかったに、まあしかし、代表監督の立場の人間があそこまでみっともない態度をとるとは想定外のことで、まごついてしまったのだろう。インタビュアーは気の毒だったと言うべきか?  兎に角、大勢のサッカーファンに失礼である、あの態度は。  何を勘違いしているのであろうか?金をとって見せる態度ではない。日本人を猿と蔑んでいる傲…

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オシムの迷走

 日本代表メンバーが発表されたが、何のことはない、結局行き着くところに行き着きつつある。だが、まだ行き着いてはいない。その兆しが見えてきただけだ。  当初、「走るサッカー」だの「人気取りのスター選手は要らない」だの「水を運ぶ選手が必要」だの訳の分からないことをほざいていたが、最終的には「欧州組み頼み」の布陣。こうなることは最初から分かっていたはず。1年かけて漸く気付くとは何と感性の乏しいコーチではないか。  この感性の無い男の発言の犠牲になったのが、プレーに迷いを生じさせたと言うことで中村憲剛であり、無理をして怪我を悪化させたと言う事で田中マルクス闘莉王であろう。罪な爺さんだ。  しかし、まあ、徐々にではあるがいい方向に向かいつつある。こうなると今までの1年間はなんだったのか?と言いたくもなるであろうが、人生には無駄はつき物。偉大なる無駄と受け止めよう。ただし、それはオシムがジャパンサッカーのあり方に100%気付いた時の話、そうでなくば、協会がオシムに見切りをつけて監督を交代したときのどちらかの場合に限る話である。そうなれば偉大なる無駄の2年間と言えようが、その二つの選択肢の何れも選ばれなった場合は本当に無駄な4年間となるであろう。  GK、近年GKの技術は向上し、誰もが巧くなった。他にも巧いGKはいるが、この3人も合格である。  DF、中沢、駒野はOKである。あとMFもできる中田浩二と内田篤人が欲しいところである。  MF、ここには、小野伸二と長谷部誠は欠かせない。オシムがそのこ…

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オシムも偶にはいいこという

 報道によると、横浜FC―清水戦を視察したオシムが、マスコミ報道の「“ドーハの悲劇”組の指揮官初対決」について感想を求められると「W杯に出られなかったことが人生における悲劇とでもいうんですか?人が死んだわけじゃない。悲劇という言葉を簡単に使わないように」と一括したそうだが、これには、日頃オシム完全否定の私も100%同感である。  常々、馬鹿の一つ覚えのように、「ドーハの悲劇」と大袈裟に報道してきたマスコミの姿勢には苦々しく思っていた。  たかがワールドカップ。そんなことを何時まで悲劇と言い続けるのだ。  現状の戦力でもそうだが、あの頃の戦力でも、日本がワールドカップ本戦に出場できるかできないかは、ホンの紙一重。どちらに転んでも何の不思議もないのだ。あんなの悲劇でもなんでもない。マスコミはものを知らないにも程がある。  今回に限ってはオシムの見解を100%指示する。だが、それだけのこと。彼が日本代表監督に相応しくないという私の考えは変わらない。

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オシムの闘莉王批判に、浦和不快感!

  代表合宿に参加したものの、右太腿痛で別メニュー調整していた闘莉王を恫喝したオシムに対して浦和が怒りをあらわにした件であるが、当然である。この時期無理をする必要は全くない。  闘莉王は、代表でのコミュニケーションの大切さ、日の丸への強い思いから、たとえ別メニュー調整であっても、と合宿に参加したようだが、あの底意地の悪そうなオシムのこと、こうなることはある程度想定できたはず。サッカー選手に限らず、チャンスを自ら辞退することは辛いことではあるが、もう少し冷静な判断をした方がいいだろう。今無理をして先をなくしてしまったら何もならない。それに、オシムは2年契約。代表へは来年監督が交代してから入ればいいことである。  口の減らないオシム君、合宿最終日には「彼が必ず代表に呼ばれるわけではない」と半ば脅迫したらしいが、来年以降、オシムが必ずしも代表監督に留まっているわけではない。

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サッカー日本代表候補合宿新メンバーを見て

 サッカー日本代表候補の合宿メンバーが発表されたが、特筆すべきことはない。私がかねてより召集すべしと掲げていた選手の内、内田篤人が漸く入ったことは良いことだが、まだまだ呼ぶべき選手は居る。    巻が練習中のミニゲームでセンターバックに入ったことで、これぞポリバレントと、某スポーツ紙が随分と大袈裟に扱っているが、このポリバレントなる言葉、何のことはない(巻がポリバレントなプレイヤーであるかどうかは置いておいて)、大昔からユーティリティープレイヤーとかマルチプレイヤーとか、古くは万能選手なんて言う言葉で言い古されて来た意味の言葉。こう言う選手は何時の時代も常に求められてきたものである。ところがその必要性をはじめてオシムが説いたかのような報道をしているスポーツ紙があるので笑止千万。いつもながらのこのスポーツ紙のオシムのヨイショ振りにはうんざりする。  単に新しい言葉を使っただけで、言葉の意味はなにも新しくない。スポーツをやった経験のあるものなら常識的にわきまえている事柄。大騒ぎで報道するようなものではない。  メンバー表に目を通すと、先ずGK部門、GKは最近みな巧くなっており、甲乙付けがたい状況であるので、まあいいだろう。川島永嗣を入れたのはオシムにしては上出来である。  次にDF部門だが、ここに入るべきだと思っていて、入っていない選手がMF部門に入っていたりもしているので、まあ、一人を除いてまずまずの選考であろう。  MF部門は熾烈であり、結局のところ、ここの選考で監督の能力が試され…

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オシムよ中国人に学べ!

 中国全土8億人が小野徹底マーク(スポニチ記事)  この記事を見る限り、中国の方が日本よりサッカー通が多いんだろうな、と感じる。  日本サッカーにとって今一番必要な男が誰かをちゃんと知っている。  どうも、オシムをはじめとして日本中が、中田英俊引退直後の「なんで小野なんだよ、と思った」と言うワールドカップ敗戦直後の戦犯なすりつけ発言の呪縛から解かれていないような気がする。  今の小野伸二の不遇の原因は、この中田発言と、中田に結果的にそこまで傲慢な発言させたジーコにあり、その責任が大きいと思われるのだが、まあ、オシムには無理としても、そろそろその辺のところに日本サッカー関係者が気付かなければいけない。

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川淵氏の「期待外れ」の言に???((;◎_◎)!(爆

 報道によると、中村俊介、高原直泰の2選手が出場することにより視聴率が15%は超えるとキャプテンは期待していたらしいが、本当にそうだとしたら驚きである。この人もオシム同様何も分かってはいない。オシムが監督でいる以上、この傾向はずうっと続くであろう。  オシムのサッカーは読み物で言えば枝葉のない幹だけの新約聖書のようなもの。演劇で言えば大根役者に台詞を棒読みさせているようなもの。私はサッカーにもう半世紀以上も関わってきたがこれほどつまらないサッカーをやる男を他に知らない。  私だけでなく、大勢のサッカーファンがオシムのサッカーに不満であるから視聴率が稼げないのである。代表の試合にそっぽを向き始めたサッカーファンは少なくとも川渕氏やオシムよりはサッカーが分かっているといえよう。  プロである以上、勝ち負けだけではなく、金を出してでも見たいと思うようなものを目指さなければダメだ。  キャプテンは人気不振の原因を選手にあると考えているようだが、そうではない。監督がどんな選手を選んでどんなサッカーをやるかである。  このままでは日本代表だけでなく日本協会そのものが危うい。  そろそろ世代交代の時期ではないのか?二人の老兵、もう役目は終えている。潔く後進に道を譲るべきだ。

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キリンチャレンジカップ・ペルー戦(やっぱりオシムは嫌い)

 昨日のペルー戦はまずまずのデキと言っていいだろう。代表監督が交代して以来、初めてのことではないかな?今までと違い、随所でサッカーの形になっていた。その要因は中村俊介の投入であろう。要するにオシムは関係ないと言う事。一部のスポーツ紙にはこの中村俊介のプレーにオシムが苦言を呈したと報道されているが、言う方も言う方だが、この戯言を真に受けて報道するスポーツ紙もスポーツ紙。馬鹿ばかしいったらありゃしない。第一、昨日の試合、俊介が居なかったらサッカーになっていなかっただろう。  選手の働きによって監督としての存在感が薄れるのを恐れ、俊介一人に集まりがちな視線を何とか自分に向けさせようと、例によっての言葉のマジック。それに引っかかる某スポーツ紙。意味なし。  やはりサッカーは選手で決まる、その選手を決めるのが監督であるから、監督の仕事とはいい選手をピックアップすること。それに気付いた監督が急遽中村と高原を呼んだに過ぎない。昨日の試合とはそう言うものである。  その中村俊介、右に左に良くボールを捌いていた。それに良く応えたのが駒野。  昨日は駒野の成長振りを見れたのは嬉しかった。左サイドバックは駒野でOKだ。これで右サイドバックに内田篤人が入れば、いい4バックになるだろう。行く行くは必ずや内田篤人を使わなければならなくなるのは分かっているのだから今から使うべきだ。  中盤では水野晃樹のポテンシャルの高さを感じた。家長昭博もいい。中盤は人材が豊富だが、やはり体調さえ良ければ小野、長谷部は欠かせない…

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キング・カズ 生き残りへ「どこでもやる!」

 実に気持ちのいい男だ。  彼の心情は常に初々しく、中年の域に達した今も青年そのもの。しかも万年好青年。  久々にJ1に戻ったカズが決意表明とも言える心境を語っている。  彼に関する感想は常に変わらない。タイトルに書いた言葉をスポーツ新聞の見出しで読んだとき、一昨年の夏書いた日記を思い出した。  以下、一昨年書いた日記ーーー  最近、富士フィルムのテレビコマーシャルが気になる。そう、サッカーの三浦和良選手が出演しているCM。   彼が15歳にして単身ブラジルに渡りプロサッカー選手を目指した頃を回想して作られたCMだ。   15歳のカズは初々しく可愛いサッカー少年。そして今のカズは年をとったとは言え、相変わらず清々しい男だ。まさしく写真のコマーシャルにふさわしい出来栄え。   もう直、シニアサッカーリーグの黄色いパンツに手の届こうと言う男が現役に拘り続け、ワールドカップ出場に生涯をかけている様は、見果てぬ夢を追うドンキホーテではなく、決して諦めない真の男を感じる。   中年のカズが語る。15歳のカズが単身ブラジル渡ったときの心境を。   「不安より希望の方がはるかに大きかった」と。   彼は時々はっとするような言葉を発する。この言葉にも感動を覚えるが、ワールドカップフランス大会の折、登録メンバーから外され、開幕直前に理不尽な帰国命令を言い渡され傷心の帰国を果たした際も、普通の人間ならふて腐りたくもなるところ、微塵もそんなそぶりは見せず、むしろ前向きに「魂は向こうにおいて来た…

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オシムが嫌い

 オシム監督が欧州組について「いつでも戦力として計算している。ただ、ジョーカーを最初に出すのは良い手ではない。」と、最後の切り札として考えていることを語ったそうだが、「ええ~!?そうなの?就任当初はそんな感じ微塵も出さなかったでしょう。ヨーロッパ組みは要らない。国内組みだけでオシムサッカーを完成させるような感じでいたじゃないか?」と言いたい感じ。  当初の選手選考の見込み違いに漸く気付いたが素直には認められないので、いつもの如く言葉のマジックで取り繕っているように見える。言葉のマジシャンもついに言葉が尽き方針転換したのではないだろうか?  しかし、苦し紛れに出てくる言葉はやはり説得力に欠ける。  これでは、今まで頑張ってきた国内組が、「いざ、W杯」と言うときは「やっぱりジーコの時と同じで、ヨーロッパ組にはじき出されてしまうのか?」とモチベーションが下がるだけで、今回のオシムの言葉は今までになく酷いものである。今までの言葉も単に奇をてらってカッコよく喋っていただけで、サッカー監督としての中身は何もなかったが、今回のはそれに加えて、国内組の選手のモチベーションを低下させると言うマイナス要因を持っているだけ、今までになく低レベルな言葉である。  とは言え、彼が当初の考えの見込み違い、そして自身の選手選考の眼鏡違いに気付いたことは、ナショナルチームにとっては一歩前進である。  これで、ヨーロッパ組みが代表チームに合流するのは時間の問題となったが、まだそれでは足りない。小野伸二が選ばれない…

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サッカー・Uー22代表メンバー発表

 Uー22日本代表23選手が9日、発表されたが、その中で注目したいのは内田篤人と水野晃樹。両名ともA代表に入ってもいい選手。当然選ばれるべくして選ばれた選手であるが、流石は反町監督と言いたい。Uー22で活躍してくれれば、さしもの視野の狭いオシムの目にも入らざるを得ないだろう。  内田篤人は中学までは俊足フォワードとしてならしたらしいが、清水東高で右サイドバックにコンバートされ、俊足を生かしたオーバーラップが持ち味。  彼が高校生の時、練習風景をチラッと垣間見たが、一目で代表チームに於いても名良橋晃の後継者はこの男しかいないと、当時から確信していた。Aで活躍する日もそう遠いことではないだろう。  水野晃樹は偶々所属チームが千葉であるがため、奇しくもオシムの教え子と報道機関によって紹介されることが多いが、決してそんなことはない。清水商業高校時代から、今日の水野晃樹は当然想像できたファジーな選手である。  まあ、上が上であるから、反町君もやりにくいだろうが、目利きのできない上に変わって、有能な選手を思い切り良く起用し、上に見せつけてもらいたい。それしか日本A代表が良くなる望みはないだろう。  反町君には大いに期待しているので、上の呪縛から逃れてのびのびやってもらいたい。  そして一日も早くA代表の監督に就任してもらいたいものだ。

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教育的見地に立って敢て言うプリンスリーグの罪

 「人気において高校サッカーが高校野球を追い越せない訳」と言う副題を付けてみたい。  Jリーグの発足以来、サッカー人気はうなぎのぼりであったが、その右肩上がりの折れ線は10年もっただろうか?  野球を追い越すチャンスをフイにしたことを、「当初の人気はバブルだった」と言って、簡単に片付けようとしている御仁もいるが、いかがなものだろう???  野球に比べてチーム数が多すぎる。故に競争が激しく球団経営が難しい。結果、選手の報酬が野球より一桁低いと言うこともあろうが、ここはそのことには敢て目を瞑って、世代別で見ると社会全体の基本ともいえるユース世代に目を向けて考えてみたい。何故ならば、サッカー少年に限らず全ての分野で、この時期が、自身の進路について各人が一番考える時期ではないだろうかと思える、人生において最も重要な時期と考えるからだ。  その前に、高校野球について述べておきたい。  中学生の時、クラブ活動で初めてボールを蹴って以来、40年以上ずっと熱烈なサッカーファンであった私でさえ見ずにはいられない夏の甲子園大会。  夏の甲子園大会がサッカーの大会に比べて、何ゆえにあそこまで魅力的なのだろうかと考えてみた。  同じ甲子園でも春の大会の人気がさほどでもないのは、新人戦的要素もあるだろうが、一番大きな原因は、その選抜方法にあると私は推測する。勿論、直前の戦績は参考にされるものの、各地区の勝ち抜き戦の結果ではなく、あくまでも選考会の選考の結果で出場校が決まっていること。建設・土建業界の談合…

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阿部の浦和への移籍

 これは楽しみな事態だ。  オジェックが阿部をどのポジションで使うかは分からぬが、中盤かリベロだろう。  中盤ならば、小野、長谷部、鈴木、サイドバックもあり得る山田はマルチプレーヤー。中盤も巧い。これは豪華だ。将に黄金の中盤だ。オシムジャパンの中盤よりも、こちらの方が燦然と輝いているぞ。中盤に限ってだが、このメンバーならばプロのチームと充分に言えよう。金を払ってでも見たいと思う。  静岡県人の私にとっては、Jリーグでは清水と磐田があるが、浦和と言えども、このメンバーを見れば静岡に馴染み深いチームだ。アジアチャンピオンリーグでは将に日本代表に相応しいメンバー。アジアを勝ち抜き是非とも日本代表として、トヨタカップに出場してもらいたいもの。  もう、オシムジャパンの試合は見ないと宣言した私にとって、楽しみな日本代表チームができた。  頑張れ、浦和!頑張れ伸二!!

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オシムの珍言?・・・とんでもない。それは暴言・・・ではなく妄言!

 日本に来て以来、サッカーでは見るべきものがないが、その独特の言い回しで注目を浴びてきた言葉のマジシャン・オシム。今度は言うに事欠いてU―17日本代表は負けた方がいい?と発言したそうな。  真意は「若い世代が世界で勝つことは危険。勝つことより、その先どれだけ伸びるかの方が大事。何人がJリーグに入って何人がA代表に残れるか、長い目で見たい」と言うことらしいが、言語明瞭意味不明とはこのことだろう。  勝負事に、負けていい試合などない。一試合一試合丁寧に戦って、勝ちを積み上げてこそ、自信につながり、将来にも好影響を残すことができるというもの。逆に「負け癖が付く」といって、たとえ練習試合であろうが、どんな試合でもきっちり勝っておくべしと、まともな指導者なら考えているだろう。これは勝負の基本だ。  但し、結果として負けてしまった場合、選手を慰めるために、或いは、敗因を選手の脳裏に焼き付けて、次に繋がるように方便として言うことはあるが、試合前に言うことは非常識この上ないし、選手たちに対し無礼である。  特に、昔からそうだが、今の日本代表に一番欠けているのは自信だ。当然シュートすべきゴール前でパスの回しっこはもう見たくはない。自信をもってシュートを打つには勝ち試合を重ねることが一番の妙薬だ。  良いにつけ悪いにつけ中田英俊の自信に満ちたリーダーシップは若いときから世界で戦ってきた経験によって培われたものであろう。  このご老体、先日もアジア杯は育成重視と「勝ちを優先するかW杯の準備として位置…

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