富士山噴火とサファリ対策

 かれこれ半世紀も前のことになるが、静岡県沼津市で、市内に進出を企てる石油コンビナートを市民運動で食い止めた歴史があった。
 経済的発展よりも人の住む環境を市民の力で守りきるという遺業を成し遂げたのである。

 中学に進学するとき初めてこの街にやってきた私は、街のあちこちに残る看板等の市民闘争の残骸を眼にし、初めてその事実を知った。市民が身体を張って自分たちの環境を守るため闘ったなんて、なんて素晴らしい街なんだ!と、その頃、子供心に思ったものである。

 しかし、今の沼津市はどうだろう。
 隣の市にある新幹線の駅をうらやみ、三つ子のようにその代わりのおもちゃを県におねだりしている。「おねだり」は正確ではないかもしれない。真実は、静岡駅と浜松駅の高架化事業が終わり仕事の無くなった県の高架化対策室に仕事を作るため、県の方が、浜松市や静岡市の高架化された駅を沼津市に見せびらかせ、欲しがって駄々をこねるように仕向けたようだ。それにまんまと乗った三つ子・沼津市。

 挙句は、偉大な先人たちの業績を、沼津の衰退の原因は石油コンビナートを誘致できなかったことにあると、否定する始末。駅さえ高架化されれば街は再び賑わいを取り戻すと、馬鹿げたことをどうやら本気で信じ込んでいるようだ。今では市の行政は、駅の高架化一本やりで、肝心の市民サービスは他市町に比べ遅れをとる一方。
 既に1400億円もの借財を抱えながら、その上、駅高架化事業費の市負担分・おおよそ600億円の簿外債務が発生しては第二の夕張間違い無しと、嫌気がさした若者たちの流失が続いている。
 人口は減る一方・・・22万から21万を割り、20万を割り込むのも時間の問題だろう。
 実に嘆かわしい。

 そんな状況ではあるが、その沼津石油コンビナート闘争時の理論的&精神的指導者といわれている西岡昭夫氏が、鋭く指摘する静岡県東部地域の危険性について、地元の沼津朝日新聞に記事を寄稿していたので、一回読み切りでは勿体無いから、スキャンして自分のブログに残させていただくことにしする。
 
 八十をとうに超えておられるが、相変わらずの頭脳の明晰ぶりが窺えて喜ばしい。記事の内容は喜ばしくはないが。


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